原題:La batalla de Chile: La lucha de un pueblo sin armas - Segunda parte: El golpe de estado

「世界で最も優れた10本の政治映画の1本」と評された 南米チリの巨匠パトリシア・グスマン監督の代表作

山形国際ドキュメンタリー映画祭2015

1976年/チリ/モノクロ/スペイン語/ ビデオ(原版:16mm) /88分/ 配給:アップリンク→アイ・ヴィー・シー

2016年9月10日、ユーロスペースにて劇場公開 2015年10月12日(月・祝)山形市民会館小ホールにて公開

©Courtesy Icarus Films

公開初日 2015/10/12

配給会社名 0009

解説


『チリの闘い 三部作』は、チリのみならずラテンアメリカのドキュメンタリー映画を代表する名作として知られております。
フランスの映画作家、クリス・マルケルも制作を支援し、アメリカの「シネアスト」誌は、「世界で最も優れた10本の政治映画の1本」と評しています。

グスマンは、チリの政治的緊張とアジェンデ政権の終焉を記録し、1973年のクーデターを契機にフランスに亡命。クリス・マルケルやキューバのICAICの支援を得てこの映画を完成させた。

●パトリシオ・グスマン監督 プロフィール●
1941年、サンティアゴ・デ・チリ生まれ。マドリッドの公立映画学校に通い、主にドキュメンタリーを学ぶ。軍事クーデターでサルバドール・アジェンデ政権が倒れた後、サンティアゴのエスタディオ・ナシオナル・デ・チリ(国立競技場)の独房に監禁され、処刑される恐怖を味わった。1973年、チリを後にした彼は、キューバ、スペイン、そして現在も暮らすフランスへと移り住んだ。これまでに多数の国際映画祭に選出され、いくつもの賞を受けている。

ストーリー



1973年6月29日、軍は大統領官邸を攻撃。アジェンデは抵抗しクーデター未遂事件として終わるが、政権の崩壊は時間の問題だった。9月11日、チリ国民に向けたラジオメッセージを最後にアジェンデは自殺、軍部によるクーデターが成立する。

スタッフ

監督・製作:パトリシオ・グスマン
助監督:ホセ・バルトロメ
撮影:ホルヘ・ミューラー・シルバ
編集:ペドロ・チャスケル
録音:ベルナルド・メンス
提供:イカロスフィルム

キャスト

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