原題:Free Kitchen

最初の肉はお父さんとその愛人でした・・・・。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014オフシアター コンペティション部門 ハンブルグ・ジャパン映画祭2014正式出品

2013年/日本/カラー/81分 配給:FUZZ FILM WORKS

2015年11月28日、ユーロスペースにて公開

©FUZZ FILM WORKS

公開初日 2015/11/28

配給会社名 1693

解説


人気漫画家福満しげゆきのデビュー短編漫画「娘味」(青林工藝舎)を映画化。
日常的に人間をつかまえ「料理」する母親と幼い頃からその肉を母親から食べさせられ、肉を食べただけで性別等が分かるようになってしまった内気な高校生ミツオの生活。そして ミツオのガールフレンドのカナとの純愛を、ニンゲン最大のタブー“カニバリズム”をベースに描いたホラーチックなブラックコメデイ。
監督は本作が劇場デビューとなる中村研太郎。自身で製作・監督した「フリーキッチン」(2000年8ミリ / 40分)を劇場用長編映画としてリメイク。毎日が人肉料理の食卓!そんな、ありえない日常をスプラッタ描写を抑えて、淡々と人肉料理の数々に舌鼓するような恐るべきホームドラマに仕上がってます。撮影は「極道大戦争」(三池崇史監督)「映画 みんな!エスパーだよ!」(園子温監督)などの神田創。
主人公ミツオ役には新人の森田桐矢をオーディションから抜擢、ガールフレンドのカナ役には大貫真代。母親役には2013年まで「毛皮族」の劇団員として活動した延増静美。
他にも正岡泰志(動物電気)、鈴木一功(レクラム舎)ら舞台系実力派俳優が好演。
今、世界初のグルメ通も唸らせる人肉晩餐会が始まります。
この映画を見た後、あなたも、みちいく人を食べたくなるかもしれません。

ストーリー




「最初の肉は、お父さんとその愛人でした・・・」
 内気な高校生・ミツオは母親のキョウコと二人暮らし。ミートローフ、ステーキ、タジン鍋…静かな生活を彩るこの家の食事は、人間の肉でできている。
幼い頃に母が殺した父とその愛人を食して以来、食卓には人肉料理が並ぶようになり、ミツオはその肉を食べただけで性別や年齢まで分かるようになってしまった。キョウコはミツオの知らないうちに人を捕まえて訪問販売の女等片っ端から家の浴槽で手際良く「料理」をしていく。この異常な環境から抜け出したいと思いながらも母を拒めない。
そんな中出会ったペットショップの店員・カナに惹かれはじめるミツオだったが・・・

スタッフ

監督・脚本:中村研太郎
原作:福満しげゆき
撮影:神田創
照明:藤森玄一郎
録音:島津未来介
スタイリスト:竹内菜穂子
ヘアメイク:上野小百合
編集:中村研太郎
音楽:松石ゲル
助監督:三輪江一
制作:松本健太郎、角倫太郎
劇中絵画:松井一平
脚本協力:稲垣淳
劇中料理担:当阿部奈々子
スチール:藤森桃子
タイトルデザイン:鈴木里登
ポスターデザイン:川田優生
宣伝:細谷隆広
WEBデザイン:高長裕子

キャスト

森田桐矢
大貫真代
延増静美
山崎和如
山本由夏
植松愛
政岡泰志
相馬滉介
須田暁
徳永将健
菊地飛翔
角田光
浅海絵美
内田ゆかり
岩寺祥希
種子
鈴木一功

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