原題:Ixcanul

ベルリン国際映画祭2015コンペ部門

2015年/グアテマラ、フランス/カラー/93分/ 配給:エスパース・サロウ

2016年9月2日よりDVDリリース 2016年2月13日、岩波ホールほか全国順次公開

©LA CASA DE PRODUCCION y TU VAS VOIR-2015

公開初日 2016/02/13

配給会社名 0087

解説


グアテマラ史上初の米アカデミー賞へのエントリーを果たした傑作が誕生!

2015 年ベルリン国際映画祭で新たな才能が誕生した。初長編『火の山のマリア』が銀熊賞(アルフレッド・バウアー賞)に輝いたグアテマラ出身のハイロ・ブスタマンテ監督である。その世界的評価を受けて、『火の山のマリア』はグアテマラ史上初のアカデミー賞外国語映画賞へのエントリーを果たした。監督が題材として選んだのは、自身が幼少期を過ごしたマヤ文明の地で力強く生きる先住民たち。現地の人々を役者として起用し、グアテマラが抱える社会問題を取り入れながら、ドキュメンタリーのような臨場感を持つ力強い母娘の物語を作り上げた。監督が実際に取材して知り得た事実も含まれ、矛盾を孕むグアテマラの今が浮き上がってくる渾身の 1 作。

ストーリー






自ら選んだ「幸せ」のために闘う少女と、
葛藤しつつも我が娘を守らんとする母親の普遍的な「生」の物語

17 歳になるマヤ人のマリアは、農業を営む両親と共に暮らしていた。一家は貧しく、作物を収穫できなければ借地を追い出されてしまう厳しい境遇におかれていた。そこでマリアの両親は、地主のイグナシオにマリアを嫁がせようとする。しかし、マリアはコーヒー農園で働く青年ペペに惹かれており、ある日、彼の子どもを宿してしまう。一方、農場では蛇の被害に悩まされていて、強力な農薬も効かず、人々は頭を抱えていた。そんなときにマリアの妊娠が発覚する—。

スタッフ

監督:ハイロ・ブスタマンテ

キャスト

マリア・メルセデス・コロイ
マリア・テロン
マヌエル・アントゥン

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