原題:My Old Lady

第39回トロント国際映画祭 特別上映作品

2014年/イギリス・フランス・アメリカ合作/カラー/107分 配給:熱帯美術館

2016年06月03日よりDVDリリース 2015年11月14日、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー

©2014 Deux Chevaux Inc. and British Broadcasting

公開初日 2015/11/14

配給会社名 0164

解説


ニューヨークに住むマティアス(ケヴィン・クライン)は、父親が亡くなり相続したパリ郊外の豪華なアパルトマンを売りにパリへ。しかしそこには老婦人マティルド(マギー・スミス)と彼女の娘クロエ(クリスティン・スコット・トーマス)が住んでいた。さらにフランス伝統の不動産システム「ヴィアジェ」により、老婦人が亡くなるまでアパートを売却できないと知る。アパルトマンを売る機会を虎視眈々と狙うマティアスだったが、マティルドたちと暮らすうちに彼の家族の秘められた歴史を発見していく。それは亡き父のメッセージであり、彼の運命を変える新しいスタートだった。
監督は『いちご白書』『さらば青春の日』などの映画脚本や、数多くの舞台脚本で知られ、本作が長編監督デビューとなるイスラエル・ホロヴィッツ。撮影は「ライフ・イズ・ミラクル」などのミシェル・アマテュー。

ストーリー







パリ・マレ地区。疎遠だった父親が亡くなり、パリの高級アパルトマンの遺産相続のためニューヨークからやってきたマティアスは、早く売り払って借金を清算し、人生をやり直すつもりだった。ところが、フランス独特の厄介な不動産売買制度「ヴィアジェ」が立ちはだかる。アパルトマンに長年住んでいる元所有者の老婦人マティルドが亡くなるまでは売ることができず、さらに毎月、彼女に対して年金を支払い続けなければいけないというのだ! マティアスの父親は、なぜ家族を置いて異国のパリに通い、このアパルトマンを買い取ったのか?遺産を継ぐことは、その人の過去すべてを受け入れること。マティアス、マティルド、そしてマティルドの娘クロエは、遺産を巡る出会いをきっかけに、長年胸に秘めてきたそれぞれの思いを打ち明けることになる。やがて亡き人が本当に遺したかったものが何だったのかを3人は見出していくー。

スタッフ

監督:イスラエル・ホロビッツ
製作:レイチェル・ホロビッツ
ゲイリー・フォスター

キャスト

ケビン・クライン
クリスティン・スコット・トーマス
マギー・スミス
ステファーヌ・フレス
ドミニク・ピノン
ノエミ・ルボフスキー

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