“恐るべき子供たち”の欲望と狂気が目覚める

2016年/日本/カラー/108分/ 配給・宣伝:東京テアトル

2016年12月07日よりDVDリリース 2016年5月21日、テアトル新宿ほか全国公開!

©2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会

公開初日 2016/05/21

配給会社名 0049

解説


東京芸術大学大学院修了作品『イエローキッド』(2010)が話題を呼び、宮?将、ももいろクローバー出演の短編『NINIFUNI』(2011) が、スイス・ロカルノ国際映画祭、オランダ・ロッテルダム国際映画祭で特別上映されるなど、国内外から圧倒的注目を浴びる新鋭 真利子哲也監督の、満を持しての商業映画デビュー作『ディストラクション・ベイビーズ』の制作が決定!! 脚本は真利子哲也と共に、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞優秀賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手 喜安浩平が担当。世界が注目する新鋭監督のもとに日本映画界を担っていく若き俳優たちが集結した。

喧嘩をくり返す主人公・泰良(たいら)を演じるのは、唯一無二の存在感を放ち続ける柳楽優弥(25)。泰良に興味を持ち、近づく若者・北原裕也に、多数の話題作に出演し変幻自在の活躍を見せる菅田将暉(22)。泰良たちの遊びに巻き込まれる少女・那奈(なな)に、女優・モデルと垣根を越えた活躍をみせる小松菜奈(19)。姿を消した兄・泰良を探す弟・将太に、デビュー以降、進化し続ける村上虹郎(18)。
“恐るべき若者”芦原泰良。彼との出会いによって、若者たちの欲望と狂気が目を覚ます—。彼らは生きたいのか死にたいのか。観る者に得も言われぬ新たな感情を呼び覚ます青春映画の誕生です!

ストーリー



愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所にふたりきりで暮らす芦原泰良と弟の将太。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す—。
松山の中心街、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。彼に興味をもった北原裕也が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪したふたりは、乗り合わせていた少女・那奈と松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を探しに松山市内へとやってきていた—。

<タイトルの由来>
タイトルの由来は、「Distraction=気晴らし、動揺」だけでなく、「Destruction=破壊」という、類似する発音で2つの意味を持った言葉から、この映画の若者たちの群像劇を象徴するタイトルとなった。

スタッフ

監督・脚本:真利子哲也 
脚本:喜安浩平

キャスト

柳楽優弥 
菅田将暉
小松菜奈
村上虹郎
池松壮亮 
北村匠海 
三浦誠己 
でんでん

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