第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を映画化

第66回ベルリン国際映画祭「ベルリナーレ・スペシャル」部門

2016年/日本 配給:松竹、アスミック・エース

2016年11月02日よりDVDリリース 2016年6月18日 全国ロードショー

(C)2016「クリーピー」製作委員会

公開初日 2016/06/18

配給会社名 0003/0007

解説


第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、作家・綾辻行人も「展開の予想できない 実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した前川裕の原作小説を、『CURE』『回路』など数々の恐怖映画を手掛け、最新作『岸辺の旅』が本年度の第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した名匠・黒沢清監督が待望の映画化! 主演は、『ニンゲン合格』(99)、『蟲たちの家』(05/オムニバス)、『LOFT ロフト』(05)に続き、4度目の黒沢清監督作への出演となる西島秀俊。さらに、竹内結子、川口春奈、東出昌大、そして香川照之ほか、日本映画界を代表する豪華キャストが集結。ある夫婦の日常が、“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく圧倒的恐怖。日常が戦慄へと変貌する、驚愕のサスペンス・スリラー!

ストーリー






元刑事で今は犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)は、かつて同僚だった刑事・野上(東出昌大)から、六年前に発生した一家失踪事件の分析を依頼される。しかし事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。
一方、高倉が妻・康子(竹内結子)と共に最近引っ越した新居の隣人は、どこかつかみどころのない家族だった。病弱な妻と中学生の娘・澪をもつ人の良さそうな主人・西野(香川照之)との何気ない会話に翻弄され、困惑する高倉夫妻。そしてある日、澪が告げた言葉に、高倉は衝撃を受ける。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」
未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。二つの繋がりは、本当の恐怖の始まりでしかなかった—。

スタッフ

監督:黒沢清
原作:前川裕
脚本:黒沢清、池田千尋

キャスト

西島秀俊
竹内結子
川口春奈
東出昌大
香川照之
藤野涼子
戸田昌宏
馬場徹
最所美咲
笹野高史

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す