日韓国交正常化50周年記念

2016年/日本 配給・宣伝:マジックアワー

2016年3月19日、有楽町スバル座ほか全国ロードショー

(C)2016 「つむぐもの」製作委員会

公開初日 2016/03/19

配給会社名 0651

解説


「馬鹿者」と感謝を告げた。「くたばれ」と愛を告げた——。
倒れても人の手は借りたくない頑固な和紙職人と、韓国からやってきた落ちこぼれ女子。
国籍も世代もなにもかも違う、交わるはずのなかったふたりの、魂と心が通いあう。
無職になって実家にいづらくなり、ワーキングホリデーで福井にやって来た韓国人のヨナ(キム・コッピ)。日本での仕事は越前和紙作りの手伝い……のはずだったが、職人の剛生(石倉三郎)が脳腫瘍で倒れてしまい、なんと、介護をすることに! 妻に先立たれて一人暮らしの剛生は誰にも心を開かず、偏見にまみれた悪態をついてばかり。それでも勝気なヨナはひるむことなくぶつかっていき、やがて剛生の気持ちにも思いもよらぬ変化が訪れる……。
世界一の長寿国、日本。わたしたち一人ひとりが安心して老いを迎えるには、助け合いが欠かせない。家族や地域のかたちの変化にともない、人生のラストステージの過ごし方は多様化している。そして介護業界は30万人もの人材不足を抱え、世間では外国人労働者の受け入れをめぐる議論が続いている。人が最期まで自分らしく生きることとは?また本当の意味で相手を理解することとは? すべての人に問いかける、感動のエンタテインメント作品が誕生した。
主人公・剛生役の石倉三郎は、映画初主演にして役者人生50年の集大成!紙漉き一筋で生きてきた伝統工芸士役で、職人魂を背中で物語り新境地を見せる。剛生と奇妙な友情を築くヨナには、韓国映画『息もできない』の型破りなヒロイン役で世界的な脚光を浴びたキム・コッピ。他に、『明烏』の吉岡里帆、『ちはやふる』「花燃ゆ」の森永悠希が介護施設や伝統工芸の現場で奮闘する新人役で出演。撮影は、1500年の伝統を誇る越前和紙の里“福井県丹南地域”と、友好交流都市である世界遺産に登録された韓国百済時代の古都“扶余郡”で行われた。

ストーリー




スタッフ

監督:犬童一利
脚本:守口悠介  
企画・製作統括:梅田一宏  
エグゼクティブプロデューサー:吉田ときお、前田紘孝  
プロデューサー:前信介  
「つむぐもの」製作委員会:プリンシパル、丹南ケーブルテレビ、ソウルエイジ  
制作プロダクション:ソウルエイジ  
配給・宣伝:マジックアワー

キャスト

石倉三郎
キム・コッピ
吉岡里帆
森永悠希
隆(新人)
本多章一
結城貴史
広澤草
伊東愛
宇野祥平
内田慈
日野陽仁 

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