原題:Punishment Park

日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画

1971年カンヌ映画祭 1971年シカゴ国際映画祭 1971年ニューヨーク映画祭 2010年ミラノ映画祭 正式出品

1971年/アメリカ/88分 提供・配給:キングレコード 配給協力:アーク・フィルムズ 宣伝:ビーズインターナショナル

2015年8月29日(土)より、新宿シネマカリテほかにてレイトショー

(C)1971 francoise films ltd. all rights reserved.

公開初日 2015/09/12

配給会社名 0109

解説


は『The War Game』(65)でアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞、日本では『傷だらけのアイドル』(67)で知られる、BBC出身のイギリスの映像作家ピーター・ワトキンスの超問題作。1970年、ベトナム反戦運動の激化を背景に、ニクソン大統領はマッカラン国内治安維持法を発令、アメリカ政府は反政府的・危険分子とみなした者たちを拘束し、カリフォルニアにある「ベアーマウンテン国立お仕置公園」にて人間狩りの標的にして処刑する。ワトキンス監督は70 年のケント大学での国によるベトナム反戦デモ学生射殺事件をきっかけにフェイクドキュメンタリーのスタイルで本作を製作。カンヌ映画祭を経てニューヨークでの公開時、国家による暴力を告発したそのあまりの衝撃的内容により米国メディアは即反応、圧倒的な批判を受け、総攻撃を浴びた。

これにより劇場は4日間で公開を打切り、以後闇に葬られた。本作のテレビ放送を一度検討したハリウッドのテレビプロデューサーは「本作を放送すれば5 分で国家権力が乗り込んでくる」と発言、またPBS主催のセミナーに参加した全米のテレビ局の面々は「どんなことがあっても本作をアメリカのテレビで放送出来ることはない。永遠に放送しない」とコメント。その言葉通り、今まで一度も放送されていない。尚、本作には一切のコメディ要素はございません。

ストーリー


スタッフ

脚本・監督:ピーター・ワトキンス
製作:スーザン・マーティン

キャスト

パトリック・ボランド
ケント・フォアマン
カルメン・アルゲンジャノ
ルーク・ジョンソン
キャサリン・クイットナー
スコット・ターナー

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