忍者狩り

原題：Ninja Hunter

40体の死体、4人の忍者、4つの記憶、真実は1つ！ 「ＡＶＮ／エイリアンＶＳニンジャ」の千葉誠治監督が挑む、記憶再構築ニンジャ・アクション！ 遂に本家シッチェス映画祭へ逆輸出！

第39回モントリオール世界映画祭「Focus on World Cinema」部門 第48回シッチェス映画祭ミッドナイトエクストリーム部門 第19回プチョン国際ファンタスティック映画祭World Fantastic Cinema部門

2015年/日本/カラー/102分/ 配給:松竹メディア事業部

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2015」 2015年10月24日(土)〜東京:ヒューマントラストシネマ渋谷 大阪:シネ・リーブル梅田 名古屋:シネマスコーレ 福岡:福岡中洲大洋にて公開!

公開初日　2015/10/24

配給会社名 1473

解説

ストーリー

天正6年。伊賀の国。薄暗い洞窟の中に倒れていた伊賀の下忍・突悪（たお）【三元雅芸】は、絶叫とともに目を覚ます。すると、突然、1人の忍びに襲われる。突悪を襲った下忍は邪鬼（じゃき）【虎牙光輝】。邪鬼は突悪に襲われたと言い、伊賀の仲間だから襲うなと叫ぶ。そして、邪鬼は洞窟の入り口に転がっている無数の伊賀忍の惨殺死体を示す。邪鬼は、突悪が仲間である伊賀忍たちを殺したと言う。驚く突悪。仲間をなぜ殺したのか。自らの名前も憶えていない突悪。彼は全ての記憶を失っていた。

呆然としている突悪を、邪気は洞窟の奥へと連れていく。そこには、女の伊賀忍・楓衣（けい）【黒川芽以】が絶命していた。彼女は伊賀の国に潜んでいる敵国の甲賀忍の名を探るため、甲賀に潜入していたのだと邪気は説明する。裏切り者が書かれた「密書」を作った楓衣は、伊賀の国へ帰る道すがら、何者かに襲われ、この洞窟で命を落としていたらしい。その邪気の言葉により、唐突に突悪の記憶は断片的に回復し始めるのだった。一方、近くの廃寺には、楓衣の帰りを待つ二人の伊賀の下忍頭・狐野（きの）【島津健太郎】と密通（みつ）【辻本一樹】がいる。狐野は楓衣を甲賀に送り込み、蜜通は楓衣からの密書を上忍に届ける使命を帯びていた。突悪は伊賀忍たちを倒している時の記憶を取り戻しつつあるものの、全てを思い出す事は出来ない。そして、その記憶は思い出すたびに変更が加えられていた。また、記憶の合間には楓衣も登場はするのだが、彼女が一体なぜ死んだのかもはっきりとはわからないままであった。その時、楓衣を追って甲賀忍が突悪と邪鬼の前に現れるが、2人は連携して甲賀忍たちをあっという間に倒してしまう。そして、新たなる時の現れる前に、邪鬼の提案により、突悪は仲間の狐野たちの待つ廃寺へと向かう事にするのだった。2人は廃寺に向かう途中、岩場で狐野と蜜通に出会う。蜜通は上忍からの罰を恐れ、楓衣を迎えに来た。そして、狐野はそんな蜜通を追い掛けて来たのだった。狐野はその場で蜜通と突悪に意外な事実を告げる。実は、密書は狐野の手にあったのである。そして、その密書には裏切り者として蜜通の名前があったと言うのだ。あり得ないと訴える蜜通を、狐野と邪鬼は容赦なく斬り殺してしまう。2人は突悪に向かって続けて言う。「この密書にはお前の名もあった」それを聞いて驚愕する突悪に、狐野と邪鬼は続けて告げる。裏切り者であることが楓衣に暴かれたため、突悪が楓衣を惨殺したのだと。記憶の無かった突悪は、その言葉を聞くと自らが楓衣を殺した瞬間のことを思い出してしまう‥‥。

スタッフ

監督・脚本・製作：千葉誠治

キャスト

三元雅芸
黒川芽以
虎牙光揮
島津健太郎
辻本一樹

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す