原題:The walk

高所恐怖症の人は視聴ご注意ください!

東京国際映画祭2015オープニング作品 ニューヨーク映画祭2015

2015年9月30日全米公開

2015年/アメリカ/カラー/100分/ 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

2016年06月08日よりDVDリリース 2016年1月23日(土)全国ロードショー

公開初日 2016/01/23

配給会社名 0042

解説


ゆっくりとビル壁面を駆け上っていくカメラ。上にあがっていくにしたがいどんどん加速していくがまだまだ先が見えない。どこまでも続くかと思われた途端、いきなり視点は横から縦へ。突然一人の男が現れ、そこはビルの屋上だと分かる。そう、ここは世界で一番高いビル、ワールド・トレード・センターの屋上だ。男はまるで観光でもするようにNYの景色を眺めながら悠然と歩を進めていく。やがて歩みをとめて見据えた先は、ツインタワーのもう一方の屋上。男は軽く息を吐きながら風を感じる、いや感じるというよりも確かめるというほうがふさわしい。一瞬笑ったのか、はたまた決意したのか意思がつかみにくい表情を浮かべたかと思うと、男は信じられない行動に移った。ビルから飛び出した鉄骨に乗りさらに歩みを進めていくのである。先端まで進んだ男はふと眼下に目を落とす。次の瞬間、ふっと空気が止まる。そこにはいまだかつて経験したことのない光景が目に飛び込み、見る者の脳髄に電流を走らせる。
高さ411m 地上110階の道なき空間に足を踏み入れた瞬間である—

 1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センター、NYにそびえ立つ摩天楼の中でも王者と呼ぶにふさわしい荘厳なツインのタワー。この間をワイヤーロープ一本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩にある男が本当に挑んだ。その男とはフィリップ・プティという。この伝説の男プティ役には「インセプション」で注目された若手実力派俳優、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じる。

 監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』そして『フォレスト・ガンプ/一期一会』『キャスト・アウェイ』『フライト』などで知られるアカデミー賞監督ロバート・ゼメキス。常に“最先端のVFX技術”を活かした映像で世界中を驚きと感動で魅了してきた監督の“集大成”であり“最高峰”となりそうな迫力あるビジュアルが画面を超えて伝わってくる。
ゼメキスは語る。「1974年 当時世界一の高さを誇るツインタワーの間を渡ろうとするなんて、誰も考えない。前人未到のチャレンジをした男だけが味わえる外界から遮断された孤独。生と死のドラマ。高所恐怖症にはあまり気持ちのいいものではないかもしれないがね(笑)」

 不可能にも思えるこの男の挑戦は紛れもない実話であり、記録としても残っているが、なんと映像には残されていない。まさに実話を完全映像化したといえる本作、そう、この映像は、誰もが<100%未体験>である。なぜなら、この体験をした人間はフィリップ・プティ、世界でたった一人だけなのだから—— 

ストーリー








974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センター、NYにそびえ立つ摩天楼の中でも王者と呼ぶにふさわしい荘厳なツインタワー。この間をワイヤーロープ一本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩にある男が本当に挑んだ。その男とはフィリップ・プティという。この伝説の男プティ役には「インセプション」で注目された若手実力派俳優、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じる。監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』そして『フォレスト・ガンプ/一期一会』『キャスト・アウェイ』『フライト』などで知られるアカデミー賞監督ロバート・ゼメキス。常に“最先端のVFX技術”を活かした映像で世界中を驚きと感動で魅了してきた監督の“集大成”であり“最高峰”となりそうな迫力あるビジュアルが画面を超えて伝わってくる。ゼメキスは語る。「1974年 当時世界一の高さを誇るツインタワーの間を渡ろうとするなんて、誰も考えない。前人未到のチャレンジをした男だけが味わえる外界から遮断された孤独。生と死のドラマ。高所恐怖症にはあまり気持ちのいいものではないかもしれないがね(笑)」不可能にも思えるこの男の挑戦は紛れもない実話であり、記録としても残っているが、なんと映像には残されていない。まさに実話を完全映像化したといえる本作、そう、この映像は、誰もが<100%未体験>である。
月面を歩いた人間は12人いる−ワールドトレードセンターの間に渡したワイヤーロープの上を歩いた人間は−1人しかいない。

スタッフ

原作:「TO REACH THE CLOUDS」 by フィリップ・プティ
監督:ロバート・ゼメキス

キャスト

ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ベン・キングズレー
ほか

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す