第39回モントリオール世界映画祭ファースト・フィルム・ワールド・コンペティション部門正式招待作品

2015年/日本/カラー/111分 配給:ファントム・フィルム

2016年3月5日、全国ロードショー

(C)「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会

公開初日 2016/03/05

配給会社名 0442

解説


日本が世界に誇る若手CMクリエイター、柳沢翔が満を持しての映画監督デビュー!!
Google NEXUS7シリーズの子供にダンスを教える先生や父と娘のCMですでに世界中から注目を集めている
CMディレクター、柳沢翔。若干32歳ながら、その注目度は高く、映画界を始め各界から熱い視線が注がれてきたがついにメガホンをとることとなり、そこに豪華俳優陣が集まった。
柳沢がタグを組むのは、最年少記録となる25歳で撮影技師デビューを果たした撮影カメラマン・今村圭佑。
二人の作り出すCM、PVは類まれな映像センスで、反響を呼んでいる。
柳沢は大きな期待を背負い、完全なオリジナルストーリーを作り上げ、撮影を終えた。

豪華キャスト出演による、“心温まる”ミステリーが今冬公開!
舞台、テレビドラマ、映画で飛躍的な活躍を見せる若手演技派・中村倫也を軸に、佐々木希、木村佳乃、菅田将暉、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊・・・という今まさに旬の主役級キャストを配して、生まれた本作。
本作が3作目の主演作である中村は、「魅力的で精力的なスタッフ、キャスト、事務所の仲間達と共に、この美しい物語を創ることができて、とても嬉しく思っております。それこそ『家族』と思える現場でした。」と語る。
また、物語のキイとなる中村演じる温人の母の再婚相手の連れ子、七海を演じた佐々木希も「中村さんの目のお芝居が引き込まれるようでとても印象的でした。何度も共演させていただいていますが、いつもお芝居に関してアドバイスをくださるので、ひとつひとつ吸収していきたい」と語る。
2人の母親を演じた木村佳乃は、「中村くんは若い時から共演させて頂く機会があり、とてもいい役者さんだと思っていました。なので、彼が主演する作品でオファーが来た時には二つ返事で引き受けました」と中村を絶賛。その他にも世界から注目を浴びるCM界の若きエース、柳沢が初メガホンをとるという企画に賛同し、脚本に魅入られた主役級の俳優たちが集結した。
幼いころに母に捨てられ、成長した今は落し物預り所で働く温人の元にある日母の訃報が届く—その死の事実は彼のこれまでとこれからの人生を大きく変えることになるのだった。
温人が今まで知らなかった事実が明らかになり、物語は感動のクライマックスを迎える。
切なくも、心温まる至極のミステリーが豪華俳優陣で今冬公開になる。

ストーリー




その日、母さんはボクを捨てた—。
それから20年、ある日突然届いた報せは母の自殺だった。
幼いころに母親に捨てられ、成長した今は星ガ丘駅の落し物預り所で働く若者・温人(中村倫也)の元に次々に現れる落し物を探す訳ありの面々。
落し物の持ち主を想像しては、名札の裏に似顔絵を描く。それはそっくりだったり、まったく違っていたり・・・。行き場を失ったモノたちは、どのようにしてここに来て、どんな人に愛されていたのか・・・
そんな想像をする日々が温人の日常だった。
だがある日、幼いころに自分を捨てた母親が自殺したという一報が届く。そこから、温人の止まっていた人生が動き始める。彼自身も知らなかった事件の真相、そして過去が明かされていく—。

スタッフ

監督: 柳沢翔 
脚本:前田こうこ、柳沢翔
企画・プロデュース:前田浩子
エグゼクティブ・プロデューサー:森山敦
プロデューサー:平体雄二
撮影:今村圭祐  
照明:織田誠  
録音:岡本立洋  
美術:柘植万知 
装飾:徳田あゆみ 
VFXアドバイザー:川村大輔
コスチュームデザイン:堀井香苗 
ヘアメイク:竹下フミ 
助監督:平井淳史 
制作担当:田島啓次
音楽:渡邉嵩  
音楽プロデューサー:緑川 徹  
編集:木村悦子 

製作:「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会 
企画・制作:アルケミー・プロダクションズ  
制作プロダクション:スタジオブルー 
配給:ファントム・フィルム

キャスト

中村倫也 
新井浩文 
佐々木希 
菅田将暉 
杏 
市原隼人 
木村佳乃 
松重豊

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