原題:山河故人 Mountains May Depart

第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品 第63回サン・セバスチャン国際映画祭 観客賞受賞(ヨーロッパ映画) 第52回台湾金馬奨2部門受賞(オリジナル脚本賞・観客賞) ジャ・ジャンクー監督 最新作

2015年/中国=日本=フランス/カラー/135分(予定) 配給:ビターズ・エンド

2017年01月06日よりDVDリリース 2016年4月23日、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開

(c) Bandai Visual, Bitters End, Office Kitano

公開初日 2016/04/23

配給会社名 0071

解説


この度、ジャ・ジャンクー監督の最新作「山河故人」(原題)が、5月13日より開催される第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて正式上映されることが決定いたしました。
ジャ・ジャンクー監督作品としては、『青の稲妻』『四川のうた』『罪の手ざわり』に続いて、4作目のカンヌ国際映画祭コンペ部門上映となります。2013年の『罪の手ざわり』は脚本賞を受賞。また、昨年のカンヌ国際映画祭ではコンペ部門の審査員を務めました。
 1999年山西省、一人の女教師と、彼女に想いを寄せる二人の男。彼ら三人の人生を、2014年、そして2025年と、
三つの時代と社会を通して描く壮大なる人間ドラマである本作は、ジャ・ジャンクーにとって初めて海外ロケ(オーストラリア)を敢行した作品でもあります。
 また、ジャ・ジャンクー監督は先日発表された、フランス監督協会による「黄金の馬車賞」を受賞しており、今年のカンヌ国際映画祭の監督週間の枠内において、5月14日に賞の授与式及び受賞記念として『プラットホーム』の上映が行われます。

ストーリー






1999年、山西省汾陽(フェンヤン)。小学校教師・タオは炭鉱で働くリャンと恋愛関係にあった。だが、タオはリャンの友人の実業家ジンシェンからプロポーズを受け、結婚を承諾する。傷心のリャンは二度と戻らない覚悟を決めて故郷の街を離れていった。
やがてタオは男の子を出産し、ジンシェンは息子を“ダラー”と名づける。
2014年。ジンシェンと離婚し、一人汾陽で暮らすタオ。タオの父親の葬儀に出席するため、数年ぶりにダラーが戻ってくる。
隔たった母子の関係を取り戻そうとするタオは、ダラーがジンシェン共にオーストラリアに移住することを知らされる。
2025年オーストラリア。19歳になったダラーは、長い寄宿舎生活のため、もはや中国語をほとんど話さなくなっている。
そんな彼は、母親と同世代の中国語教師ミアと出会う……。

スタッフ

監督・脚本:ジャ・ジャンクー 
撮影:ユー・リクウァイ
音楽:半野喜弘
製作:上海電影集団、Xstream Pictures、北京潤錦投資公司、MK Productions, ARTE, CNC、バンダイビジュアル、ビターズ・エンド、オフィス北野

キャスト

チャオ・タオ
シルヴィア・チャン
チャン・イー
リャン・ジンドン
ドン・ズージェン

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