フレンチアルプスで起きたこと
原題:Turist
第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門
2014年/スウェーデン・デンマーク・フランス・ノルウェー合作/カラー/118分 配給:マジックアワー
2015年7月4日ロードショー
(C)Fredrik Wenzel
公開初日 2015/07/04
配給会社名 0651
解説
スウェーデンの4人家族がフランスのスキーリゾートで休暇を過ごしている。楽しい休みのはずだったが、2日目の昼に山腹のレストランのテラスでランチを食べていると、目の前の山が雪崩を起こしている。家族は無事だったが、休暇の残りは極めて気まずいものになっていく…。人間の本能が起こしてしまった行動の残酷な代償を、ブラックユーモアを交えて描く人間ドラマ。前作『プレイ』(11)が世界中で話題となり、東京国際映画祭でも監督賞を受賞したリューベン・オストルンド監督最新作であり、人間観察に長け、特殊な状況下における人間の心理の揺れを丁寧に、そして徹底的に描いていく手腕は冴えを増している。もっとも、『プレイ』では危機下における心理描写が強調されていたのに対し、本作では悲しみや希望といった、より「通常の」感情にも重きが置かれており、映画の普遍性は増している。本作は今年のカンヌ映画祭の「ある視点」部門でプレミア上映され、審査員賞を受賞した。
ストーリー
スタッフ
監督 : リューベン・オストルンド
プロデューサー : エーリック・ヘッメンドルフ
プロデューサー : マリー・シェルソン
プロデューサー : フィリップ・ボベール
撮影監督 : フレドリック・ヴェンツェル
美術 : ヨセフィン・アースベリ
音楽 : オーラ・フロットゥム
衣装 : ピア・アレボルイ
編集 : ヤコブ・セッシェル・シュルシンゲル
キャスト
ヨハネス・クーンケ
リサ・ロブン・コングスリ
クララ・ウェッターグレン
ビンセント・ウェッターグレン
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