第29回東京国際映画祭正式出品決定!

2016年/日本/カラー/??分/ 配給:ビターズ・エンド

2016年11月19日(土)より、テアトル新宿にてレイトロードショー!

©『雨にゆれる女』パートナーズ

公開初日 2016/11/19

配給会社名 0071

解説


昨年爆発的なヒットを収めた『るろうに剣心』三部作にて相楽左之助役を演じ人気を博した青木崇高が、過去を封じ名前を偽って生きる主人公を演じる映画『雨にゆれる女』の製作が決定いたしました。ヒロインは、NHKドラマ「あまちゃん」のGMTメンバーとして知られ、『天の茶助』『忘れ雪』とヒロインとして出演する話題作が立て続けに控えている大野いと。ある雨の日に突然主人公の前に現れ、彼の人生をゆらしていく謎の女を演じます。

監督は、台湾のホウ・シャオシェン、中国のジャ・ジャンクーなど名だたるアジア映画の巨匠を魅了し映画音楽の世界ではその名を知らない者はいない音楽家・半野喜弘。パリを拠点に、オーケストラ作品からエレクトロニクスミュージックにいたるまで、幅広く世界中で活躍。坂本龍一や細野晴臣らとの共作経験もあり、国内外で高い評価を受ける半野が、自らオリジナル脚本を手がけ、満を持して本格的な映画監督デビューを果たします。

青木崇高が演じるのは、過去に犯した過ちから別人として生きることを選択した男・則夫。逃れられない過去を背負い、人と交わることなく孤独に生きている。そんな彼の前に突然現れる謎の女。大野いと演じる彼女もまた、闇を抱え自身の過去を語らない。なぜ、彼は、彼女は、自分を語らないのか…。お互いに自らの本当の姿を明かさず、しかしつながりを求め合う男女の濃密なストーリーがサスペンスフルに展開。別人を演じて生きている主人公が次第に女に惹かれ、本当の自分の姿を晒されそうになっていく様子を、NHKドラマ「龍馬伝」や『るろうに剣心』などへの出演で豪快なイメージのある青木がどう繊細に演じるのか。主人公の人生を狂わしていく初の “大人の女”に挑戦するヒロイン大野が、女優としてどのような新しい顔をみせてくれるのか。そして、そのふたりの化学変化に期待が高まります。

ストーリー



“飯田健次”と別人の名を名乗り、ひっそりと暮らしている男・則夫。毎朝、眼鏡をかけ、補聴器をつけ、鏡の前で完璧な変身をとげてから家を出る。工場では真面目に働いているが、ほとんど他人と関わらず、そして自分のことも語らない。ある日突然、同僚の男が惚れた女が男から逃げたかっているので一晩だけ預かってほしいと健次の家に女を連れてやってくる。健次は断るがしつこく粘られ、しぶしぶ女を預かる。女も秘密を抱え自らを語らない。次第にふたりは惹かれあっていき、健次は健次でいられなくなっていく…。

スタッフ

監督、脚本:半野喜弘
製作:『雨にゆれる女』 パートナーズ
制作プロダクション:オフィス・シロウズ

キャスト

青木崇高
大野いと

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