原題:Poesía Sin Fin

2016年カンヌ国際映画祭監督週間正式上映

2016年/フランス、チリ、日本/128分/スペイン語 配給:アップリンク

2017年春公開

©Pascale Montandon-Jodorowsky

公開初日 2017/03/予定

配給会社名 0009

解説


昨年23年ぶりの監督作『リアリティのダンス』を公開したアレハンドロ・ホドロフスキーが、ベルリン国際映画祭初日の2月5日(現地時間)に新作『エンドレス・ポエトリー』の製作発表を行いました。

本作はホドロフスキーの自叙伝『リアリティのダンス』を原作としており、映画『リアリティのダンス』では、チリの田舎町トコピージャを舞台に少年時代を描いていましたが、その続編とも言える今作では首都サンティアゴを舞台に、青年時代のホドロフスキーと当時のアバンギャルドな詩人、アーティスト、パフォーマー、ミュージシャンなどとの交流を、現実とフィクションを織り交ぜたマジック・リアリズムの手法と構成で描いていきます。

チリ、日本、フランスの共同製作で、日本からは『リアリティのダンス』を配給したアップリンクが参加し、同社代表の浅井隆が共同プロデューサーを務めます。

本作製作のためにホドロフスキーは今後自身の監督作を製作する会社サトリ・フィルムスを昨年末パリに設立しました。CEOをホドロフスキー、パートナーに本作のプロデューサー、ハヴィエル・ゲレロ・ヤマモトと浅井隆を据え、ベルリン映画祭でサトリ・フィルムスがインターナショナル・セールスをスタートさせます。

本作の撮影は7月からサンティアゴで行い、完成は2016年2月の予定です。

ストーリー


物語は、ホドロフスキー一家が故郷トコピージャから首都サンティアゴへ移住するところから始まる。青年アレハンドロは、自分への自信のなさと抑圧的な両親との葛藤に悩み、この環境から脱し何とか自分の道を表現したいともがいていた。ある日、アレハンドロは従兄リカルドに連れられて、芸術家姉妹の家を訪れる。そこでは、古い規則や制約に縛られない、ダンサーや彫刻家、画家、詩人など若きアーティストたちが共に暮らしていた。彼らと接していく中でアレハンドロは、それまで自分が囚われていた檻から、ついに解放される。エンリケ・リンやニカノール・パラといった、後に世界的な詩人となる人物たちとの出会いや、初めて恋に落ちたステジャ・ディアスとの会遇によって、アレハンドロの詩的運命は、新たな未知の世界へと紐解かれていく。

スタッフ

監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
撮影: クリストファー・ドイル

キャスト

アダン・ホドロフスキー
パメラ・フローレス
ブロンティス・ホドロフスキー
レアンドロ・ターブ
イェレミアス・ハースコヴィッツ

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