ベトナムの風に吹かれて
松坂慶子6年ぶりの映画主演、大森一樹監督最新作
モントリオール世界映画祭正式招待「Focus on World Cinema」部門
2015/日本・ベトナム/日本語・ベトナム語/1時間54分/ビスタ/カラー/5,1ch/日本語字幕 配給:アルゴ・ピクチャーズ
2015年10月17日、有楽町スバル座にて公開決定!
(C)「ベトナムの風に吹かれて」製作委員会
公開初日 2015/10/17
配給会社名 0090
解説
本作は、認知症の母とのベトナムでの生活を綴った小松みゆき著「越後のBaちゃんベトナムへ行く」を元にしたフィクション。60歳を超えて、これから第二の人生を歩もうとする団塊世代に送る「大人の青春映画」となっている。
主演のみさおを演じるのは、1970年代から華やかで可憐な魅力をふりまいてきた松坂慶子。母・シズエを演じるのは「Shall Weダンス?」の草村礼子。青春時代の同志・小泉を奥田瑛二のほか、藤江れいな(NMB48)、山口森広、貴山侑哉、松金よね子ら多様な個性の俳優陣がそろった。また、劇中でベトナムの伝説的な女優を演じたジエム・ロック、劇場支配人を演じたチャン・ニュオン、カフェの店主を演じたグエン・ラン・フーン、カフェの常連“将軍”を演じたチャン・ハイン、守衛役のヴァン・バウらベトナムのエンターテイメント界を支える著名な俳優陣が顔をそろえている。本作は、日本とベトナムの初めての合作映画として製作され、日本人スタッフとベトナム人スタッフ混合でチームを結成し撮影に挑み、日本映画史に新たな異文化交流の第一歩を刻んだ。
監督は軽やかな娯楽映画を得意とする大森一樹。今回も歴史、戦争、介護など重くなりがちなテーマをバイタリティあふれる女性の個人史のなかに織り込み、笑って泣けるエンターテイメント映画に仕上げた。また、柄本明、斎藤洋介【「ヒポクラテスたち」(80年)】、吉川晃司【「すかんぴんウォーク」(85年)など】ら、往年の『大森組』の俳優達が再集結。スクリーンを彩っている。
また本作の主題歌は、フォー・セインツwith松坂慶子「たまには仲間で」(ユニバーサル ミュージックより10月リリース決定)。映画のために書きおろしたオリジナル曲となる。
ストーリー
みさおは、離婚後若い頃憧れたベトナムへ移住し、日本語教師として働いている。そこへ飛び込んできた父の死。後妻だった母は認知症が進み、義兄は施設に預けるという。みさおは、母をベトナムへ連れて行く決心をする。
温かく二人を支えてくれる家族のようなベトナムの人々。言葉は通じなくとも彼らと心を通わせ、母は次第に笑顔を取り戻していく。そしてみさおの元を訪ねてきた古い友人・小泉とのロマンスの気配。しかし思いがけない母のケガにより激化していく介護の現実・・・。老いた母と向き合った時、今まで自分に注いでくれた愛の大きさに気づいたみさおは、ベトナムの地で人生を豊かなものにしていく。
スタッフ
監督:大森一樹
脚本:大森一樹 北里宇一郎
プロデューサー:上田義朗、岡田 裕、グエン・ホアイ・オアイン、ダン・タット・ビン
原作:小松みゆき小松みゆき「越後のBaちゃん ベトナムへ行く」(2B企画)
撮影:斎藤幸一
録音:藤丸和徳
美術:ファム・クォック・チュン、山田好男
記録:江口由紀子
編集:金子尚樹
音楽:かし渕哲郎
主題歌:フォー・セインツwith松坂慶子「たまには仲間で」
キャスト
松坂慶子
草村礼子
奥田瑛二
柄本明
斎藤洋介
松金よね子
藤江れいな
貴山侑哉
山口森広
吉川晃司
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