流れ星が消えないうちに
忘れない、忘れられない。あの笑顔を。 一緒に過ごした時間の輝きを。そして流れ星にかけた願いを——。 せつなさ、満天のヒューマンラブストーリー
2015年/日本/カラー/ヴィスタ/5.1ch/124 分 配給:アークエンタテインメント
2015年11月21日、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー
(C)2015 映画「流れ星が消えないうちに」製作委員会
公開初日 2015/11/21
配給会社名 1350
解説
1997 年、第 4 回電撃ゲーム小説大賞金賞を「猫目狩り」で受賞後に文壇デビュー、ライトノベル小説「半分の月がのぼる空」シリーズで知られる橋本紡。同著者によるせつない人間ドラマが描かれた小説『流れ星が消えないうちに』(新潮文庫刊)。
新潮社が毎年選ぶ「新潮文庫の 100 冊」に連続で選ばれており、発行部数 30 万部を超える広く親しまれている作品です。
本作は若手女優のなかでも映画、ドラマ、CM で活躍する注目株で、今秋から放映される NHK 連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインに決定した波瑠(はる)を主演に迎えての映画化です。大切な人の突然の死により、一緒に過ごした数々の想い出の中をたゆたう日々から、悩みながらも再び前に向かってゆっくりと歩き出す姿が描かれています。ひとりの人をこんなにも想える強さを感じることのできる、また優しさが溢れてくるような映画です。
昨年末の映画化の発表後、原作小説ファンのなかで、「他の登場人物を誰が演じるのか?」と囁かれてきた他キャストについて、発表させていただきます。
主人公・奈緒子の現在の恋人・「巧(たくみ)」役には、入江甚儀(いりえ・じんぎ)。『キカイダー REBOOT』では、主役のジローを熱演、ほか『神さまの言うとおり』『ストロボ・エッジ』などの作品で好演し、若い世代を中心に支持されています。本作では、突然の死により亡くなった奈緒子の恋人で自分自身の親友との想い出に引きずられつつも、奈緒子の側に寄り添って温かく見守り、元恋人の想い出を抱える奈緒子を丸ごと抱きしめる、優しい青年を演じています。
そして、事故死により奈緒子の心に深く想いを残す、亡くなった元恋人・「加地」役には、現在放映中の NHK 連続テレビ小説「まれ」で、主人公の弟、津村一徹を演じている、葉山奨之(はやま・しょうの)。昨年は『渇き。』で不良少年、また 3 月に公開された『あしたになれば。』ではヒロインに密かな恋心をもつ高校生の役を好演。好青年から不良少年まで幅広い役をこなす彼が、本作では原作ファンの間でもとても魅力的な存在である加地をフレッシュに演じています。
また奈緒子の妹には、映画、ドラマ、舞台 CM など幅広く活躍中の黒島結菜(くろしま・ゆいな)。そして、奈緒子の父には、個性派俳優の小市慢太郎(こいち・まんたろう)が演じています。ほか、石田えり、古舘寛治、西原亜希、岸井ゆきの、八木将康らが脇を固めています。
メガホンを取るのは、『黒振り袖を着る日』(山形国際ムービーフェスティバル 2007<船越英一郎賞>、 SKIP シティ国際D シネマ映画祭 2008<奨励賞>受賞)、『君の好きなうた』(2011)の柴山健次監督。様々な作品の助監督を務めながらもオリジナルビデオなどの演出を手がけ、練達した演出力により、ヒューマンドラマ作品を撮り続けています。
ストーリー
本山奈緒子(波瑠)は 21 歳の女子大生。突然の事故死により無二の存在だったかつての恋人・加地(葉山奨之)を失って以来、彼のことをいつまでも忘れられず、ことあるごとに思い出してしまう幻影に苦しみ、心の整理が出来ないまま日々を過ごしていた。
「過去」に立ち止ったままでいた奈緒子だが、同じ傷をもつ現在の恋人・巧(入江甚儀)、そして家族との関わりにより、やがて少しずつ「今」を取り戻していく。流れ星に願いをこめて…。
スタッフ
原作:橋本紡『流れ星が消えないうちに』(新潮文庫刊)
監督・脚本:柴山健次
配給:アークエンタテインメント
キャスト
波瑠
入江甚儀
葉山奨之
黒島結菜
小市慢太郎
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