2014年/カラー/スコープサイズ/ステレオ/82分 製作:「和」フィルムパートナーズ 配給:リンクライツ

2014年12月6日(土)よりシネマート六本木にて公開

(c)2014「和」フィルムパートナーズ

公開初日 2014/12/06

配給会社名 1009

解説


日本には地震や津波だけでなく、火山の噴火や台風到来などが頻繁にあり、人々は過酷な生活を余儀なくされてきました。そんな状況の中から、日本人の心の中に無意識に芽生えたのが、この映画のテーマである日本人の「和(WA)」の心ではないでしょうか。大きな天災を目の前にして、日本人には一致団結し、助け合おうという精神が生まれたのだと思います。天災の前で人は無力な存在です。しかし、人々は助け合うことよって生き残る道を見出したのです。日本人はあまり自分の意見を言わず、周りの人に合わせる傾向があります。それが、東日本大震災では、良い点として現れたと思います。この作品はそこから、テーマを発展させ、日本人の持つ「和(WA)」の心の根底にある意識と無意識という問題を、日本人のみならず、地球人全体への問いかけとして、この映画『和(WA)』を制作しました。
映画『ワンネス〜運命引き寄せの黄金律〜』に続き、森田健監督が根源的な問題意識を持って制作した作品です。

ストーリー






この作品はドキュメンタリー部分+ドラマ部分+アニメーション部分の3つのパートで成り立ち、其々のパートが繋がりを持っているという、今までにない映像手法で出来ています。ドキュメンタリーとフィクションそしてアニメーションがまるでスクランブル交差点の様に交錯します。フィクションで出た問いにドキュメンタリーで答えたりするからです。そして最後はドキュメンタリーもフィクションも一つの方向に向かいます。
人生にジャンル分けはありません。なのに、映画になるとなぜジャンル分けがあるのでしょうか?フィクションあり、ノンフィクションあり、実写あり、アニメーションありという映像表現、映画があって良いはずです。それがこの映画『和(WA)』です。
インタビューは、渋谷のスクランブル交差点、原宿の竹下通り、秋葉原のメイド喫茶、空手道場、回転寿司屋といった現代日本文化の中心で行われました。
そこを行きかい、インタビューに答える人々は現代日本をそのまま表現していると思います。この作品を日本のみならず世界の多くの人々に見ていただくことによって、変化する日本、日本人を知ってもらえればと思います。
また、この映画には、世界や宇宙と繋がる媒体としてアマチュア無線が登場します。アマチュア無線の電波は世界中の空間を、いわんや宇宙空間(この作品ではアマチュア無線の電波の月面反射の模様も登場します)をさえ縦横無尽に飛びかいます。
「和」には調和という意味があります。ラストシーンはグライダーが富士山周辺を飛行します。何が本当の調和なのかを問いかけてきます。

スタッフ

監督・脚本:森田健
主題歌:「ハローCQ」星野聖良

キャスト

星野聖良
新田海統
リーブシャー・ウーヴェ

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