原題:A Most Wanted Man

アカデミー賞受賞俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが遺した最後の主演作

2013年/アメリカ・イギリス・ドイツ合作/カラー/122分 配給:プレシディオ

2015年04月03日よりDVDリリース 2014年10月17日[金] よりTOHOシネマズシャンテ他にて全国公開

(C)A Most Wanted Man Limited / Amusement Park Film GmbH (C)Kerry Brown

公開初日 2014/10/17

配給会社名 0830

解説


ホフマンが演じるのは、ドイツ・ハンブルクの小さなテロ対策スパイチームを率いる男、ギュンター・バッハマン。
酒とタバコを手離さず、組織との軋轢と闘いながら、己の信念を貫こうとするバッハマンの孤高の凄みや哀愁、人間臭さを、ホフマンはこれ以上ない深みで絶品の演技を披露している。

そして、ハンブルクの国際金融界を代表する、英国人銀行家トミー・ブルーを、アカデミー賞®に2度のノミネート経験を持つウィレム・デフォーを起用。
ホフマンが「女性版バッハマンのようなところがある」と語るCIAをマーサ・サリヴァンには、ゴールデングローブ賞®受賞経験を持つロビン・ライト。
さらに人気女優レイチェル・マクアダムスが、理想主義者の人権弁護士アナベル・リヒターを演じるなど、ハリウッドを中心に活躍する名うての俳優たちが集結した。

また、本作にとってとても重要な役であるイッサ・カルポフは、監督が「彼は掘り出し物だった。無名の素晴らしい俳優を見つけ出せたことは幸運だった」と語る、母国ロシアではよく知られているグレゴリー・ドブリギンが配役。
その他、『東ベルリンから来た女』(12)に主演したドイツの名女優ニーナ・ホスが、バッハマンの忠実な右腕となるイルナ・フライ。
ドイツのスター俳優ダニエル・ブリュールがバッハマンのチームに欠くことのできないマキシミリアンを好演している。

監督は『コントロール』『ラスト・ターゲット』のアントン・コービン。
スタイリッシュな映像感覚と、伏線に伏線を重ねた繊細なストーリーテリングでル・カレの世界を独自に昇華し、知的で高品質のエンターテインメントに仕立てた本作は彼の最高傑作と言えるだろう。
コービンは素晴らしい仕事を一緒に成し遂げた亡きホフマンに対し熱烈な賛辞を捧げ、「彼はこの映画を本当に誇りにしていたことを僕は知っている」と告白している。

ストーリー







ドイツの港湾都市ハンブルク。諜報機関でテロ対策チームを率いる練達のスパイ、ギュンター・バッハマンは、密入国したひとりの若者に目をつける。彼の名前はイッサ。
体中に拷問を受けた無数の傷跡があり、イスラム過激派の容疑をかけられ国際指名手配されていた。
イッサは人権団体の若手弁護士の女性、アナベル・リヒターを介して、銀行家のトミー・ブルーと接触。
彼の経営する銀行に、イッサの目的とする秘密口座が存在しているらしい。
一方、CIAの介入も得たドイツの諜報界はイッサを逮捕しようと迫っていた。
しかしバッハマンはイッサをあえて泳がせ、彼を利用することでテロリストへの資金支援に関わる“ある大物”を狙おうとしていた。
そしてアナベルは、自分の呪われた過去と決別しようとしているイッサを命がけで救おうとする。
また彼女に惹かれるブルーも、バッハマンのチームと共に闇の中に巻き込まれていくのだった……。

スタッフ

監督:アントン・コービン
製作:スティーブン・コーンウェル、ゲイル・イーガン、マルテ・グルナート、サイモン・コーンウェル、アンドレア・カルダーウッド
製作総指揮:ジョン・ル・カレ、テッサ・ロス、サム・イングルバート、ウィリアム・D・ジョンソン
原作:ジョン・ル・カレ
脚本:アンドリュー・ボーベル
撮影:ブノワ・ドゥローム
美術:ゼバスティアン・クラビンケル
編集:クレア・シンプソン
音楽:ヘルバート・グリューネマイヤー

キャスト

フィリップ・シーモア・ホフマン
レイチェル・マクアダムス
ウィレム・デフォー
ロビン・ライト
グレゴリー・ドブリギン
ホマユン・エルシャディ
ニーナ・ホス
ダニエル・ブリュール

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