原題:7500

「呪怨」シリーズでジャパニーズホラーを代表する作家、清水崇監督。 ハリウッド映画「「THE JUON/呪怨」、「呪怨 パンデミック」)に続く、 ハリウッド進出、第3弾! それが、「7500」だ!

2013年/アメリカ/カラー/97分 供:カルチュア・パブリッシャーズ 配給:プレシディオ

2015年10月28日よりDVDリリース 2015年7月25日(土)より新宿バルト9ほかにて全国ロードショー

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公開初日 2015/07/25

配給会社名 0830

解説


5月12日、ヴィスタ・パシフィック7500便がロサンゼルス空港を出発し、東京へと向かった。友人2人と旅行をするブラッドとピアの夫婦、神経質な女と気弱な夫、人形師の男、音楽に没頭する少女。それぞれが思い思いの時間を過ごす中、突然激しいタービュランスが飛行機を襲い、機内はパニック状態に。そしてその直後から、キャビン内で怪奇な出来事が次々と起こっていく…。

本作品はアメリカ人脚本家クレイグ・ローゼンバーグによるオリジナル脚本で、清水崇監督の作品としては初めて全編、アメリカで撮影されている。それでも清水崇監督らしい怪談テイストが濃厚だ。グランドホテル形式で乗客それぞれのドラマを手際よく描くところから、映画は始まる。だが、ある乗客の不可解な死をきっかけに、一気にホラー色が濃くなる。強い恨みを持って死んだ人間の呪いが拡散していく「呪怨」のように、乗客の死が呪いとなって、疫病のように機内に広がっていく。物語はジャンボ・ジェット機の中だけで進むが、カメラは見事に多様なシーンを映し出す。「呪怨」シリーズで、一軒家の中だけで様々な恐怖を描きだした清水崇監督の手腕が生きている。観客も7500便に乗っているような気分になり、逃げ場のない恐怖に襲われる。まさに、「呪怨」の飛行機版だ。

ストーリー




ロサンゼルス発東京行きヴィスタ・パシフィック航空のジャンボ・ジェット7500便に、様々な事情を抱えた乗客たちが乗り込んでくる。破局を隠しながら友達夫婦と旅行するカップル。異常な潔癖症で自分勝手な妻と、彼女にうんざりしている新婚の夫。全身にタトゥーがあるヘビメタ女。怪しげな木の箱を機内に持ち込む営業マン風の男性。盗品を売りさばきながらアジア横断旅行をしようとする若い男。妊娠に怯える女。男性パイロットと女性の客室乗務員は不倫関係にある。突然、激しい乱気流が7500便を襲う。すさまじい力で揺さぶられる乗客たち。機内はパニックになる。乱気流が収まると、今度は営業マン風の男性が「息ができない」と苦しみだし、血を吐いて死ぬ。死体を乗せたまま飛び続ける7500便。やがて、死は機内全体に広がり出す。様々な怪異に襲われながら、ジェット機は飛び続けるしかない。やがて、機内は化け物屋敷と化す…。

スタッフ

監督:清水崇
製作:一瀬隆重、ロイ・リー
製作総指揮:トレイシー・マクグラス、ジョン・ミドルトン
脚本:クレイグ・ローゼンバーグ
撮影:デビッド・タッターサル
美術:ジェームズ・ヒンクル
衣装:マガリー・ギダッシ
編集:ショーン・バラ
音楽:タイラー・ベイツ

キャスト

ライアン・クワンテン
エイミー・スマート
レスリー・ビブ
ジェイミー・チャン
ジェリー・フェレーラ
ジョナサン・シェック

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