ロマンと夢を追いかける名物おじいさんの痛快ドキュメンタリー映画。

2014年/日本/カラー/98分 配給:ちょもらんま企画

2014年8月2日から8月22日、十三シアターセブンで上映

公開初日 2014/08/02

公開終了日 2014/08/22

配給会社名 1545

解説


大阪の日本橋で、リヤカーで自署「宇宙人のツッコミ」という本を売り歩く奇妙な老人がいた。
彼がこの映画の主人公、金木義男だ。
はじめは、好奇心で撮影していたが、撮影を続ける中、金木義男のスケールの大きさに、いつのまにか虜になっていた。

ストーリー



金木義男とは?

1936年(昭和11年)生まれ。
金木の夢は戦争や食糧危機など人間が起こすあらゆる問題「人間問題の解決」。
1950年代、大阪の芸術は世界のトップだった。
当時、時代を牽引する具体美術協会で金木は活動し、芸術家になる事を夢見ていた。
その活動の中でベニヤ板に「見せヘン」とマジックで書いただけの作品「見せヘン」を発表する。

自分に才能がないことを悟り哲学の道に進む。
それから50年の月日をかけて書いた哲学書「宇宙人のツッコミ」を発表。
70歳を超えてリアカーで本を売り歩く。
そのユニークな販売方法からテレビや雑誌で取り上げられ
リアカーのおっちゃんとして一躍人気者になり1500冊以上が売れた。

しかし、一人も反応がなかった。
それでも金木は「人間問題の解決」の為、ある作戦を図る。
それは、壮大なロマンと夢を大舞台で語る「宇宙人のスピーチ」。
そんな中、突如胃ガンに冒されてしまう。
ガン治療の入退院を繰り返すもロマンと夢を追い続ける金木。
そして、老い先が見えた男は命の輝きを見せる・・・。

スタッフ

監督:今井いおり
プロデューサー:松本大樹
音楽:よしこストンペア
テーマソング:「よろこびも悲しみも」小川賀子

キャスト

金木義男

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す