「第一回松田優作賞」グランプリ受賞 第27回東京国際映画祭<日本映画スプラッシュ部門>公式上

2014年/日本/カラー/113分/R15+ 配給:SPOTTED PRODUCTIONS

2016年1月26日(火)テアトル新宿にて特別凱旋上映 2015年06月10日よりDVDリリース 2014年11月15日(土)〜MOVIX周南ほか山口県内先行ロードショー! 2014年12月20日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー!

©2014東映ビデオ

公開初日 2014/11/15

配給会社名 0783

解説


第一回「松田優作賞」グランプリ脚本、堂々の映画化!
時価百円の女・斎藤一子、32歳。
傷だらけの「恋」と「闘い」の物語。

故・松田優作氏の出身地である山口県周南映画祭で、優作氏の志を受け継ぐクリエイターを発掘すべく、2012年に新設された脚本賞、第一回「松田優作賞」グランプリ作品『百円の恋』(作:足立紳)。
国内外からの応募総数151の脚本より、松田美由紀(女優、写真家)、黒澤満(映画プロデューサー)、丸山昇一(脚本家)らの厳正なる選考により、女と男の挫折と再生という普遍的なテーマに挑みながらも、人間の弱さと強さを真っ向から描ききった骨太な本作を、『イン・ザ・ヒーロー』の武正晴監督が待望の映画化。
優作氏の故郷・山口県でも一部撮影を行いつつ、志を受け継ぐ役者たちが繰り広げる、魂と肉体を張った名作が誕生した。

冴えない毎日を生きるヒロイン・一子のどん底からの再生と強い生き様、そして人間の弱さと強さ。安藤サクラ×新井浩文、魂の共演!

不器用にしか生きられない主人公・一子役には、700通以上の応募があったオーディションを勝ち抜いた、日本を代表する若手実力派・安藤サクラ。どん底の姿からハードなボクシングシーンまで、一子というキャラクターと心中せんばかりの迫真の熱演は、みるものを圧巻し心を熱くさせる。
恋の相手ともなる中年プロボクサー・狩野祐二役には、話題作出演の続く、新井浩文。脇を固めるのは根岸季衣、重松収、伊藤洋三郎など、松田優作氏にゆかりのあるベテラン個性派俳優陣が結集し、骨太な人間ドラマをしっかりと支え、作品世界に深みを与えている。

映画と激しく共鳴する主題歌、クリープハイプ『百八円の恋』。

人気絶頂のロックバンド・クリープハイプ・尾崎世界観が本作のシナリオを読み込み書き下ろした主題歌『百八円の恋』(ユニバーサルシグマ)。一子の心情をむき出し激しく共鳴し、映画の分身ともいえる名曲が熱く鳴り響くエンドロールまで目が離せない。11/5(水)にはシングル発売も決定、早くも話題となっている。

第27回東京国際映画祭<日本映画スプラッシュ部門>公式上映、
「百円の恋」公開記念特集上映「伝説の映画俳優 松田優作の軌跡」など続々決定!

東京での公開に先駆け、第27回東京国際映画祭<スプラッシュ部門>公式上映、11/15〜山口県3館にて先行上映も決定。10/25〜11/7には、松田優作の「志」と「魂」を宿す、松田優作賞グランプリ受賞『百円の恋』の劇場公開を記念し、松田優作の軌跡をたどる特集上映を開催。11月6日の松田優作の25回目の命日にあわせ、代表作一挙20作品を上映する。

ストーリー








32歳の一子(安藤サクラ)は実家にひきこもり、自堕落な日々を送っていた。ある日、離婚して子連れで実家に帰ってきた妹の二三子と喧嘩になってしまい、ヤケクソで家を出て一人暮らしを始める。夜な夜な買い食いしていた百円ショップで深夜労働にありつくが、そこは底辺の人間たちの巣窟だった。そんな冴えない日々の中、一子は帰り道に通るボクシングジムで寡黙に練習するボクサー狩野(新井浩文)と出会い、遅咲きの恋が始まる。しかし、ささやかな幸せの日々は長くは続かなかった。どうしてもうまくいかない日々の中で、衝動的に自らボクシングを始める一子。人生のリターンマッチのゴングが鳴り響こうとしていた——。

スタッフ

監督:武正晴
脚本:足立 紳(「第一回松田優作賞」グランプリ受賞作)
音楽:海田庄吾
主題歌:クリープハイプ「百八円の恋」(UNIVERSAL MUSIC)
製作:間宮登良松
企画監修:黒澤満
エグゼクティブプロデューサー:加藤和夫
プロデューサー:佐藤現 平体雄二 狩野善則
音楽プロデューサー:津島玄一 
撮影:西村博光(J.S.C.)
照明:常谷良男
美術:将多
録音:古谷正志
編集:洲?千恵子
衣装:宮本まさ江
助監督:山田一洋
製作担当:大川伸介
特別協力:大橋広宣
製作プロダクション:スタジオブルー
製作:東映ビデオ
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS

キャスト

安藤サクラ 
新井浩文
稲川実代子 
早織 
宇野祥平 
坂田 聡 
沖田裕樹
吉村界人 
松浦慎一郎
伊藤洋三郎
重松 収
根岸季衣

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