NY ANNIVERSARY LIVE! ビリー・ジョエル「ライブ・アット・シェイ・スタジアム ザ・コンサート」
2014年/アメリカ/カラー/??分/ 配給:マイシアター
2014年6月21日公開
公開初日 2014/06/21
配給会社名 1299
解説
世界の音楽シーンをリードする4組のミュージシャン——。
ファンの間で語り継がれる熱狂と興奮のステージがいま、スクリーンで復活する。
音楽界に新たな伝説を呼び起こす。
1664年、≪ニューアムステルダム≫の名から、≪ニューヨーク≫が新名称となった。それから350年。
オペラ、スポーツ、ミュージカルなどさまざまなエンターテイメントがこの街の代名詞となった。
その地で、今もなおニューヨーカーに語り継がれる伝説の音楽ライブが数多くある。
そこでニューヨーク生誕350周年を記念し、NYをこよなく愛する4大アーティストによる、
伝説のライブ4作品をシリーズ上映することが決定した。また本年(2014)は、4大アーティストたちにとっても記念すべき大切な年。そんなアニバサリーイヤーだからこそ、大スクリーンで伝説のライブを楽しもう!
4大アーティストと、NYとのつながり・・・。
シリーズ第2弾: ≪生誕65年≫を迎えるビリー・ジョエル
1949年5月9日、ニューヨーク州サウス・ブロンクスで生まれ、ロングアイランドで育ち、生粋のニューヨーカーとして洗練されたシティサウンドで「ピアノ・マン/Piano Man」や「ニューヨークへの想い/New York State Of Mind」、グラミー賞最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞に輝いた「素顔のままで/Just The Way You Are」等の数々のヒット作を生み出してきたビリー・ジョエル。2006年にはNYのシラキュース大学から名誉博士号を授与されるなど、名実ともに故郷であるNYを愛してやまないアーティストの一人。
NYが生んだ伝説のライブ—。その場所とは・・・。
ニューヨークを愛する4大アーティストのライブの中でも、今回『ニューヨーク・アニバーサリーライブ』シリーズでお届けするのは、通常のコンサート会場ではなく、ニューヨーカーに愛される場所をステージとしたライブたち!
ポール・マッカートニーは≪シティ・フィールド≫、ビリー・ジョエルは≪シェイ・スタジアム≫、サイモン&ガーファンクルは≪セントラルパーク≫、ボン・ジョヴィは≪マディソン・スクエア・ガーデン≫・・・、それらは何処もニューヨーカーにとって決して欠かすことのできない大切な場所…。そんな場所で開催された伝説のライブだからこそ、映像を通じて、ニューヨークらしい、エネルギッシュな熱気が感じられるはず‼
シリーズ第2弾:ビリー・ジョエル≪シェイ・スタジアム≫
1964年、ニューヨークのクイーンズ地区に≪シェイ・スタジアム≫が誕生した。MLBニューヨーク・メッツの旧本拠地としてだけでなく、フットボールやプロレスの会場として親しまれてきた。そして1965年8月15日、人気絶頂だったザ・ビートルズが、史上初の球場コンサートにして、当時最大の屋外ライブを行ったのも、ここ≪シェイ・スタジアム≫だ。
その後も、ザ・フー、ザ・クラッシュ、ザ・ローリング・ストーンズといった有名バンドが次々とコンサートを行い、音楽ライブのメッカとしても親しまれるようになった。数々の伝説を生み出してきた《シェイ・スタジアム》だったが、2009年2月をもって取り壊されることになった…。ニューヨーカーに惜しまれつつ、最後の公演を飾ったのが、ビリー・ジョエルだった。
ストーリー
ザ・ビートルズが幕をあけ、ビリー・ジョエルとポール・マッカーニーが幕を閉じたシェイ・スタジアム。
シェイ・スタジアムの最後の公演となった奇跡の夜、NYに1つの伝説が生まれた。
本年、生誕65周年を迎えるビリー・ジェル。2008年、MLBニューヨーク・メッツの本拠地として40年以上にわたり親しまれてきたシェイ・スタジアムは、惜しまれながらも閉場されることが決定した。取り壊しを目前に控えた同年7月16日と18日、シェイ・スタジアムの最終公演を行ったのは生粋のニューヨーカーであるビリー・ジョエル、その人だった—。
披露されたのは、「ロックンロールが最高さ (It’s Still Rock And Roll To Me)」「マイ・ライフ (My Life)」「ピアノ・マン (Piano Man)」といったヒット曲や、ニューヨーカーの心の曲とも呼ばれる「ニューヨークの想い (New York State Of Mind)」など約30曲。スペシャルゲストとして、ジョン・メイヤー、ガース・ブルックス、トニー・ベネット、ドン・ヘンリー(イーグルス)、スティーヴン・タイラー(エアロスミス)、ロジャー・ダルトリー(ザ・フー)らが登場。さらに予定にはなかったポール・マッカートニーが実に43年ぶりにシェイのステージに上がり、ザ・ビートルズのナンバーを熱唱するというサプライズも感動を呼んだ。「遠い昔にビートルズで幕を開けたシェイの歴史にビリーと一緒に幕を下ろすためにやって来たんだ」というポールの感動的なメッセージに観客の熱狂は最高潮に達した‼ ポールがピアノでイントロを奏でると、ビリーはその傍らでピアノに腰掛けポールの演奏を見つめ、ザ・ビートルズのデビュー・アルバムに収められている名曲を熱唱。観客はシェイ・スタジアムの歴史がスタートした約50年前にタイムスリップするかのような夢心地に包まれた。そしてスタジアム最後の公演のラストを飾ったのは、ザ・ビートルズの名曲「レット・イット・ビー (Let It Be)」だった。5万5000人の観客と大合唱。感動の渦の中、最後のコンサートが終了した。こうして≪シェイ・スタジアム≫は、ザ・ビートルズで幕を開け、ビリー・ジョエルとポール・マッカートニーでその歴史をとじた…。2日間の公演前売りチケット合計11万枚は、たった45分で完売したという逸話が残されている。今回は、このコンサートを収録した映像をスクリーンで上映。 今は無きシェイ・スタジアムの光景が胸に刻まれること必至の一作だ。
■ ビリー・ジョエル 『ライヴ・アット・シェイ・スタジアム -ザ・コンサート-』
<曲目>
1 Prelude/Angry Young Man (プレリュード/怒れる若者)
2 My Life (マイ・ライフ)
3 Summer, Highland Falls (夏、ハイランドフォールズにて)
4 Everybody Loves You Now (エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ)
5 Zanzibar (ザンジバル)
6 New York State Of Mind (with Tony Bennett) (ニューヨークの想い (w/トニー・ベネット))
7 Allentown (アレンタウン)
8 The Ballad Of Billy The Kid (さすらいのビリー・ザ・キッド)
9 She’s Always A Woman (シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン)
10 Goodnight Saigon (グッドナイト・サイゴン 〜英雄たちの鎮魂歌〜)
11 Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway) (マイアミ2017)
12 Shameless (with Garth Brooks) (シェイムレス (w/ガース・ブルックス))
13 This Is The Time (with John Mayer) (ディス・イズ・ザ・タイム(w/ジョン・メイヤー)
14 Keeping The Faith (キーピング・ザ・フェイス)
15 Captain Jack (キャプテン・ジャック)
16 Lullabye (Goodnight My Angel) (眠りつく君へ)
17 River Of Dreams/A Hard Days Night
(ザ・リヴァー・オブ・ドリームス/ア・ハード・デイズ・ナイト(ザ・ビートルズ曲))
18 We Didn’t Start The Fire (ハートにファイア)
19 You May Be Right (ガラスのニューヨーク)
20 Scenes From An Italian Restaurant (イタリアン・レストランで)
21 Only The Good Die Young (若死にするのは善人だけ)
22 I Saw Her Standing There (With Paul McCartney)
(アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア(w/ポール・マッカートニー)ザ・ビートルズ曲)
23 Take Me Out to The Ballgame (私を野球に連れてって)
24 Piano Man (ピアノ・マン)
25 Let It Be (With Paul McCartney) (レット・イット・ビー(w/ポール・マッカートニー)ザ・ビートルズ曲)
スタッフ
キャスト
ビリー・ジョエル
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