2014年/日本/カラー/119分/ 配給:東宝映像事業部

2014年09月10日よりDVDリリース 2014年4月4日(金)公開

©2013 樋口直哉・小学館/「大人ドロップ」製作委員会

公開初日 2014/04/04

配給会社名 1125

解説


『さよならアメリカ』で作家デビューし、芥川賞にノミネートされた注目の作家、樋口直哉が描いた青春小説『大人ドロップ』(2007年/小学館文庫刊)が、
映画監督・脚本家・演出家・小説家と幅広いマルチな才能を発揮する飯塚健監督により実写映画化が決定しました。公開は2014年4月です。

主演は、現在放送中のNHK木曜時代劇「あさきゆめみし」出演中で、今年から来年にかけて「自分の事ばかりで情けなくなるよ」(松居大悟監督/2013年10月公開)、「愛の渦」(三浦大輔監督/2014年3月公開)、「ぼくたちの家族」(石井裕也監督/2014年公開)、「春を背負って」(木村大作監督/2014年6月公開)など映画主演・出演作が目白押しの 池松壮亮が務める。
映画界のみならず舞台、TVドラマなど各界のクリエイター達からも支持されるほどの演技に注目が集まっています。本作では、思春期特有の心のモヤモヤに翻弄される演技を披露し、もどかしくも、どこか懐かしく心地良ささえ感じる主人公・浅井由を瑞々しく演じています。

共演には、昨年『桐島、部活辞めるってよ』などで第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」での好演も記憶に新しい橋本愛ほか、小林涼子、前野朋哉などフレッシュで実力派俳優陣が勢揃いしました。

本作は、4人の高校3年生が、焦りと不安にうごめきながらもコドモからオトナへ変ろうとしたひと夏の物語。
無謀な行動や言動に思わずクスッと笑ってしまい、一方で誰もが経験した“あの大切な時間”の記憶を蘇らせ、胸を締めつけられるような感情に包まれる青春映画が誕生致しました。

ストーリー



主人公・浅井由(池松壮亮)は高校3年の夏休み直前に、親友のハジメ(前野朋哉)に頼まれ、彼が想いを寄せるクラスメート入江杏(橋本愛)とのデートをセッティングする。しかし、そのことが原因で彼女を怒らせてしまう。仲直りできないまま夏休みに突入してしまい、さらに彼女は学校を辞め、急遽遠くへ引っ越してしまうという。浅井の心のモヤモヤはより一層増すばかりだが、その気持ちが恋なのか、親友への対抗意識なのか、ハッキリとは分からない。
一方、大人になるために何かと経験を急ぐ女友達のハル(小林涼子)から、年上の彼氏との恋愛相談をされる。「大事なものを失っても経験しなければいけないことがある」とハルの言葉やハジメの言動の変化に、自分以外のまわりの人間が少しずつ大人の階段をのぼり始めていると感じ、焦りはじめる。
「大人になるって、何?」
浅井はその答えを求めるかのように思い切って入江杏へ手紙を出した。数日後、彼女から返事が届き、学校を辞めた本当の理由を知ることになる。どうしようもない衝動に動かされ、浅井はハジメと共に片道200キロの旅に出るのだった・・・・。

スタッフ

原作:樋口直哉「大人ドロップ」(小学館文庫刊)
監督・脚本・編集:飯塚 健
製作プロダクション:ダブ
製作:バンダイビジュアル、アサツー ディ・ケイ、ソニー・ミュージックアーティスツ、ダブ
配給:東宝映像事業部

キャスト

池松壮亮
橋本愛
小林涼子
前野朋哉
渡辺大知

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