原題:Jodorowsky's Dune

2013年/アメリカ/90分 配給:アップリンク/パルコ

2015年06月03日よりDVDリリース 2014年6月14日公開

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公開初日 2014/06/14

配給会社名 0009

解説


第66回カンヌ国際映画祭の監督週間で、二つの作品がワールド・プレミア上映された。ひとつは、『エル・トポ』(69)『ホーリー・マウンテン』(73)『サンタ・サングレ/聖なる血』(89)で世界中に熱狂的なファンを持つ映画作家アレハンドロ・ホドロフスキー(84歳)23年ぶりの新作『リアリティのダンス』。もうひとつは、彼の未完のSF大作の製作過程を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』である。映画祭での上映時には、アレハンドロ・ホドロフスキー監督と、本作に出演し、彼の大ファンであることを公言している『ドライブ』のニコラス・ウィンディング・レフンが登場。会場は熱狂の渦に包まれた。

『ホドロフスキーのDUNE』は、スタッフにバンド・デシネのカリスマ作家メビウス、SF画家のクリス・フォス、『エイリアン』『トータル・リコール』のダン・オバノン、H・R・ギーガー、キャストにサルバドール・ダリ、ミック・ジャガー、音楽にピンク・フロイド等、驚異的な豪華メンバーを配するも、撮影を前にして頓挫した。 84年にデヴィッド・リンチによって『デューン/砂の惑星』が制作され、ホドロフスキーの『DUNE』は幻の作品となってしまったが、後に、ダン・オバノンは、ここで集めたスタッフを再集結させ、『エイリアン』(リドリー・スコット監督)を企画するなど、その後の映画界に多大な影響を与えた。本作は、ホドロフスキー、プロデューサーのミシェル・セドゥ、ギーガー、レフン監督等のインタビューと、膨大なデザイン画や絵コンテなどの資料で綴る、映画史上最も有名な“実現しなかった映画”ホドロフスキー版『DUNE』についての、驚愕、爆笑、感涙のドキュメンタリーである。

ストーリー


スタッフ

監督/プロデューサー:フランク・パヴィッチ
エグゼクティブ・プロデューサー:ドナルド・ローゼンフェルト
プロデューサー:ステファン・スカーラータ
撮影監督:デヴィッド・カヴァロ
編集:アレックス・リッチアーディ
編集:ポール・ドハーティ
アニメーター:シド・ガロン
プロダクション・オーディオ・スーパーバイザー:デイモン・クック
作曲:カート・シュテンツェル

キャスト

アレハンドロ・ホドロフスキー
ミシェル・セイドゥー
ニコラス・ウィンディング・レフン
クリス・フォス
H・R・ギーガー
ブロンティス・ホドロフスキー

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