2013年/日本/カラー/30分/ 配給:シグロ

2013年11月2日、渋谷ユーロスペースにてロードショー

©2013VIPO

公開初日 2013/11/02

配給会社名 0035

解説

真冬の石巻、デブ少年と元ヤン少女は、希望をさがす—

「オイ達、アホでいいんだって」ほのかなユーモアが心に刺さる、新鋭・庄司輝秋が被災した故郷を舞台に描く、異色の傑作短編。

元ヤンの弘恵は、高校を中退してから仕事もせず、仲間からも母親からも疎まれ、鬱々とした日々を送っていた。そんなある日、弘恵は赤いランドセルのデブ少年・達利と出会う。のけもの同士、妙に気があった2人は、やがてつるむようになっていく。ある時、弘恵は達利が妹を事故で亡くしていたことを知り、悪気なく嘘をついてしまう…。

饒舌な映画もあれば寡黙な映画もある
—中川五郎(ミュージシャン)
『んで、全部、海さ流した。』は、とても寡黙な映画だ。しかしせりふこそ少ないが、登場人物の豊かな表情、さりげなく切り取られた印象的な風景などが、ほんとうに多くのことを語りかけてくる。寡黙ではあるが、実はとても雄弁な映画で、画面そのものが多くを語りかけるこんな映画こそが、まさに映画の醍醐味を味あわせてくれる。この素敵な映画に音楽で参加させてもらえたことをとても光栄に思っている。

ストーリー

スタッフ

監督・脚本:庄司輝秋
プロデューサー:山上徹二郎 
ラインプロデューサー:渡辺栄二 
音楽:中川五郎 
撮影:釘宮慎治 
照明:杉本周士 
録音:小川 武 
美術:磯見俊裕、露木恵美子    
編集:金子尚樹 
助監督:岩渕崇 
制作担当:田島啓次、和氣俊之 
キャスティング:西川文郎 
宣伝美術:中村洋太 
制作プロダクション:シグロ
製作総指揮:松谷考征(VIPO理事長) 
制作:ndjc2012事務局(VIPO)

キャスト

韓英恵/弘恵
篠田涼也/達利
足立智充/小林
いわいのふ健/益子(弘恵のバイト先の主任)
半海一晃/佐藤(学習塾の塾長)

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