2013年/日本・台湾/カラー/110分/ 配給:ティ・ジョイ

2014年5月31日全国公開

(C)2014映画「一分間だけ」

公開初日 2014/05/31

配給会社名 0534

解説


原作は日本の小説、原田マハ著書「一分間だけ」。多くの女性たちの共感と感動をよんだベストセラー小説!

原作は日本の小説で原田マハの「一分間だけ」。原田マハ作品の映画化は『カフーを待ちわびて』(09年公開)、『ランウェイビート』(11年公開)に続いて3作目であり初の国外映画化となる。本作は、忙しい日々の中で働く女性と、愛犬の生涯を描いた感動の物語である。編集者として第一線で働きながら、愛犬が癌になり仕事と恋愛と闘病生活の日々を送る。様々な葛藤や試練とぶつかりながら、本当に大切なものは何かを見つけ成長していく女性の姿を描いた「一分間だけ」は、小説発売以降、日本のみならず台湾でも多くの女性に共感と感動をよびベストセラーとなった小説である。

映画化に向けては、『ブロークバック・マウンテン』 (05)や、『ラスト、コーション』(07)など台湾を代表する映画監督アン・リーの弟である、映画プロデューサーのガン・リーが本作のストーリーに惚れ込み映画化となった。日本と台湾の合作映画である。

大注目の新鋭女性監督チェン・フイリン、映画監督デビュー作!

 女性監督ならではの目線で描く、”カワイイ”台湾!
監督は台湾の新鋭女性監督チェン・フイリン。2008年、台湾でのテレビドラマ作品で数々の国内賞を受賞し一躍注目を集め、その後も大人気アイドルグループのドラマや、国内で最高視聴率となったテレビドラマを撮るなど、今最も勢いがあり国内外から注目が集まるなか、本作で映画監督デビューを果たす。原作にある働く女性の”女子力”や、愛犬との感動のドラマはそのままに、”カワイイ”台湾アンティークや、台湾の情緒ある風景などが描かれる。

出演はアジアンビューティーとして大注目のチャン・チュンニン、台湾を代表する俳優、ピーター・ホー、日本からは池端レイナが参加!

雑誌出版社の第一線で働き、編集担当から編集長にのし上がっていくキャリアウーマンの主人公を演じるのは、2008年台北映画祭にて『ビバ!監督人生!!』で最優秀女優賞受賞したチャン・チュンニン。日本では現在、花王「アジエンス」のCMに出演しており、これから増々アジア全土での注目度が加速していく女優である。クランクインに向けては、実際の雑誌出版社で同行営業を行ったり、映画撮影を共にする犬と実際に共同生活を行うなど徹底した役作りで撮影に挑む。そして、仕事に忙しい彼女のために料理や家事をする彼氏役には、台湾を代表する肉体派アジアスター、ピーター・ホーが自身初めてとなる家庭的な男性役を演じる。さらに、国際派女優として活躍の場を広げる池端レイナが、日本の有名デザイナーの娘でありモデル役として出演し、雑誌の一大プロジェクトという物語の重要な役所に関わっていく。

ストーリー


何があっても忘れないよ、リラと過ごした幸せな瞬間——。だから神様、あともう少しだけ時間をください。
ファッション雑誌編集者のワンチェン(チャン・チュンニン)は、ある日取材で訪れたペットショップで一匹のゴールデンレトリバーと出会う。ふと手をやるとそこに犬の手が…いままでに味わったことのない感情がわき上がるワンチェンは、店員から大きくなって売れなくなり殺処分を目前にしたこの犬、リラを飼うことに。恋人ハオジエ(ピーター・ホー)と一緒に育て始めるが、仕事に夢中になる日々の中で、次第に大切なものを見失っていく。恋人が去り、残されたリラとの生活を重く感じ始めた頃、リラが病に侵されてしまう……。

スタッフ

原作:「一分間だけ」原田マハ(宝島社)
監督:チェン・フイリン
製作総指揮:ガン・リー、吉田正大

キャスト

チャン・チュンニン
ピーター・ホー
池端レイナ
ほか

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