原題:Mes seances de lutte

第 63 回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門出品作品

2013年/フランス/カラー/99分/ 配給:アールツーエンターテインメント

2015年4月4日公開

公開初日 2015/04/04

配給会社名 1488

解説


泥の中で、激しくぶつかる男と女

主演は、『L’Esquive』にて第 30 回セザール賞有望若手女優賞、『戦争より愛のカンケイ』にて第 36 回セザール賞主演女優賞を、当時弱冠 23 歳にして受賞したサラ・フォレスティエ。
共演は、チャールズ・チャップリンの孫であり、サーカスやマイム、ダンスなど多彩な才能で世界を魅了する、ジェームス・ティエレ(『宮廷料理人ヴァテール』)。
監督は『ラ・ピラート』『ポネット』等名立たる作品を残し、トリュフォーもその才能に惚れたことで有名なジャック・ドワイヨン。
『ポネット』以来、16 年ぶり待望の劇場公開。
本作で 2 人の俳優が体当たりで演じた心と体のぶつかり合いは、フランスの美しい恋愛映画の印象をすっかり塗り替えてしまう。その衝撃的な映像に、誰もが圧倒される—。

ストーリー



彼女は父親の葬儀と、彼が残した財産整理のために田舎町へと戻ってきた。その土地でかつて想いを寄せていた男と再会する 。いっぽう 財産分与に向けての兄妹での議論では、過去の確執や古い心の傷が疼き始め、次第に彼女を苦しめてゆく。

自分を愛さなかった父の死に加えて、少女時代のトラウマが蘇る。彼女は現実から目を背け、男に身を寄せ、変わった“セラピー”にのめり込み始める。回を重ねるごとに単なる口ゲンカから掴みあい、殴り合いへとエスカレートしてゆく。反発し、嫌悪し、淫らにぶつかり合い、怒りを解放し、エスカレートしていく関係の先に彼女は何を求めるのか

スタッフ

監督・脚本:ジャック・ドワイヨン

キャスト

サラ・フォレスティエ
ジェームス・ティエレ

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