シネマインパクト第3弾

2013年/日本/カラー/64分/ 配給:シネマインパクト

2013 年 8 月 31 日(土)〜9 月 13 日(金)オーディトリウム渋谷にて 21:35〜レイトショー上映 2013年3月30日公開

(C)シネマ☆インパクト

公開初日 2013/03/30

配給会社名 1423

解説


○「シネマ☆インパクト」は、いわゆる”ワークショップではありません。したがって、受講生に”映画”を教えたりしません。「シネマ☆インパクト」は、限られた時間と予算の中で、13 人の監督が”映画作り”をしのぎ合う格闘場です。そこに、出演者やスタッフとして参加した人々のエネルギーを吸収し炸裂し、誕生したのが今回の作品群です。

○各監督は、事前に作品内容を決定して「シネマ☆インパクト」に参加したわけではありません。おぼろげなアウトラインはあっても、あくまで”おぼろげ”な状態です。全期間2週間のうち、前半で出演者へのインタビューやエチュードや演技練習を重ね、参加者のキャラクターを掴んだ結果、”おぼろげ”が形になっていきました。後半は、出演者は内容に合わせたリハーサル、スタッフは制作準備に追われ、またたく間に撮影に突入していきます。始まってから撮影終了するまで、まさに”怒涛”の2週間です。

○ 予算内であれば、撮影期間も上映時間も制限はありません。

○ メインスタッフには、続々とスペシャリストが参加しています。撮影は、『雷桜』(廣木隆一監督)、『ヘブンズストーリー』(瀬々敬久監督)の鍋島淳裕、照明の三重野聖一郎『津軽百年食堂』(大森一樹監督)、『アントキノイノチ』(瀬々敬久監督)と共に、『この森を通り抜ければ』(瀬々敬久監督)に、『NANA』(大谷健太郎監督)、『あしたの私の作り方』(市川準監督)の鈴木一博が、「胸が痛い」(深作健太監督)に、『リンダリンダリンダ』『苦役列車』(山下敦弘監督)の池内義浩が、『アルクニ物語』(山本政志監督)に参加。美術は、巨匠磯見俊裕が、『ポッポー町の人々』(鈴木卓爾監督)、『2.11』(大森立嗣監督)、『アルクニ物語』(山本政志監督)に協力参加。編集は、『大鹿村騒動記』(阪本順治監督)、『家族 X』(吉田光希監督)の早野亮が、深作健太作品を除く全作品を担当。また、助監督には『ピュ〜ぴる』の松永大司を始め、『−×−(マイナスカケルマイナス)』の伊月肇、『動物の狩り方』の森英人、『chain』加治屋彰人ら次世代自主映画監督陣が参加し、脇を固めています。

「シネマ☆インパクト」は、ワークショップではない。選ばれた精鋭の監督達が、限られた時間と予算の中で”映画作り”を凌ぎ合う映画の格闘場だ。さらに、役者として、スタッフとして参戦した戦士達のエネルギーを吸収し炸裂し、誕生した作品群。このCINEMA 真っ向勝負の衝撃(IMPACT)をYO!目撃&体感!
(山本政志)

ストーリー


福島出身の廣木隆一監督が、同じく福島出身の撮影:鍋島淳裕と共に 福島ロケを敢行。様々な人々が交差する海辺の町を舞台に綴られた映像詩。この新鮮な映画力、必見!

[監督コメント]
全員が出るアルトマンのような映画にしたかった。全員を福島に連れて行きたかった。津波から3年目のいわきを見せたかった。皆がどう感じ、演じるか見たかった。役者と言うよりも一個人的な人間として感じて欲しかった。そして、自分もどう感じるか、撮影して見たかった。彼らの中に俺の中に吹き付けるような冬の風と雪と海と雨と夕陽に試されてるような不思議な感覚と静かな感動があるはずだと信じたい
(廣木隆一)

スタッフ

監督・脚本:廣木隆一
制作:山本政志
プロデューサー:吉川正文
撮影:鍋島淳裕
録音:ジョイスあゆみキャスリーン
編集:和田剛
整音:深田晃
音楽:三島ゆう
助監督:飯塚香織
監督補:甫木元空

キャスト

高麗靖子
真辺照太
北口辰也
小嶋喜生
山口可奈子
安部一希
長尾卓磨
久保麻里菜
三島ゆう
かわはらゆな
泉川朱里
小林弘美
泪野あゆみ
鯰江りこ
北村ゆり
西尾英子
橋本美和
星乃小夜利
三坂知絵子
下山重幸
日暮丈洋
湯舟すぴか
門脇麦
折居志信
高木悠衣
続木春菜
堀杏子
小川朝子
柴田千紘
宮園康秀
池田良
日下範子
高松博美
古谷佳也
野川慧

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