ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡
世界最大の廃棄物処理場が世界最高峰のアートに変わる瞬間をとらえた!!
2010 年国際ドキュメンタリー協会 IDA 最優秀ドキュメンタリー賞 2010 年サンダンス映画祭ワールドシネマドキュメンタリー観客賞 2010 年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 最優秀ドキュメンタリー観客賞 ほか30 以上受賞!
2010年/ブラジル・イギリス合作/カラー/98分/ 配給:ユナイテッドピープル
2013年7月20日、ユーロスペースでロードショー
公開初日 2013/07/20
配給会社名 1239
解説
現代芸術家ヴィック・ムニーズが故郷ブラジルに戻り、世界最大のごみ処理場で働く若者たちの人生をアートで変えていく「芸術で世界を変える」感動のドキュメンタリー。
有名な現代芸術家であるヴィック・ムニーズが活動拠点ニューヨークのブロンクスから故郷ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ郊外にある世界最大のごみ処理場「ジャウジン・グラマーショ」へと旅をする。そこで彼は、“カタドール”といわれるリサイクル可能な素材を拾い集める人々のポートレイトを写真におさめていく。そしてごみ山で集めたガラクタで、カタドールたちの巨大ポートレイトのモザイク画を制作していく…。
一瞬でも彼らを別の世界に連れ出すことが出来れば、彼らの人生を変えることができるのではないか?ムニーズは、製作した作品を世界的に有名なオークションで販売し、そのお金をカタドールに全額寄付して次々と人生を変えていくが…。
アートが現実社会を変える、人を変えていく壮大な試みが、今、明らかになる。
ストーリー
3年かけて撮影された本作は、有名なアーティストであるヴィック・ムニーズが、活動拠点のブルックリンから故郷のブラジルへ、さらにはリオ・デ・ジャネイロ郊外にある世界最大のゴミ処理場「ジャジン・グラマーショ」へと至る旅を追っている。そこで彼は、”カタドール”——自称”再生利用可能な素材を拾い集める人々”を写真に収める。ムニーズの最初の目的は、ゴミと共に生活する彼らを”描く”ことだった。しかし、想像力をかきたてられる人々との共同作業において、ムニーズがゴミから写真のイメージを創造する際に、人間の尊厳と絶望が露わになり、モデルとなった彼らも自分の人生を新たに見つめ直すことになる。”Devil’s Playground”(02)『ブラインドサイト 〜小さな登山者たち〜』(06)を監督したウォーカーは、ムニーズの創作過程に寄り添うことで、芸術そして人間精神が変化していく様を捉えている。
スタッフ
監督:ルーシー・ウォーカー
共同監督:ジョアン・ジャルディン、カレン・ハーレイ
音楽:モービー
キャスト
ビック・ムニーズ
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