過去なんて、変えてやる このラストがせつない!幼なじみ3人の運命に涙する珠玉のファンタジー

2013/日本/90分/カラー/ヴィスタサイズ 配給:ビデオプランニング

2013年12月04日よりDVDリリース 2013年8月10日(土)よりシネマート新宿、109シネマズMM横浜、109シネマズ湘南、他全国にてロードショー!

©2013 江ノ島プリズム製作委員会

公開初日 2013/08/10

配給会社名 0172

解説


21世紀のジュブナイル映画の金字塔が誕生!

 美しい江の島の街並み、だれもが通過する青春時代の無邪気さと挫折と淡い恋心を、水彩画のように瑞々しく描いた本作。脚本・監督は、井筒和幸監督のもと『パッチギ!』(05)で助監督を、『ヒーローショー』(10)『黄金を抱いて翔べ』(12)で共同脚本を務め、『キトキト!』(07)で鮮烈な監督デビューを飾った吉田康弘。原案・脚本に、コバルト文庫・スニーカー文庫など80年代からジュブナイル小説を多数執筆し、犬童一心監督作『二人が喋ってる。』(95) 〈共同脚本〉、前田哲監督作『ブタがいた教室』(08)、中田秀夫監督作『L change the WorLd』(08) 〈共同脚本〉等、脚本家としても精力的に活躍する小林弘利。
 強力タッグを組んだふたりが描くのは、『ションベン・ライダー』、または『冒険者たち』、『時をかける少女』のように溢れる若さと恋に輝きつつも破滅の色が見え隠れする高校生たち。永遠だと思っていた青春と、その切ない終わりに胸が締め付けられる、この夏一番せつないデート・ムービーが『江ノ島プリズム』だ。

最旬の若手実力派俳優たちによる夢の競演!

 キャストには現在、最も注目を集める若手実力派俳優たちが顔を揃えた。過去と現在を行き来する修太役に、テレビドラマ「仮面ライダーフォーゼ」主役の如月弦太朗役で一躍注目を浴び、その後も『ぼくが処刑される未来』(12)、『図書館戦争』(13)、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」等に出演、関西テレビ・フジテレビ系7月期放送の連続ドラマ「スターマン〜この星の恋〜(仮題)」にも出演が決まり、世代を問わず大注目される福士蒼汰。クールな朔役には、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」出演で注目を集め、積水ハウスやNTTドコモなどのお茶の間のCMにも出演し、映画では『探偵はBARにいる』(11)を始め『天国からのエール』(11)、『スープ〜生まれ変わりの物語〜』(12)など出演作の相次ぐ注目株、野村周平。二人を明るく引っ張るミチル役にnon-noモデルで、JR SKI SKIやC1000などのCMも話題になり、ねむようこの人気漫画「午前3時の無法地帯」実写化ドラマの主演を務める本田翼。学園に取り残されたタイムプリズナー・今日子役にはドラマ「イタズラなKiss〜Love in TOKYO」主演や「幽かな彼女」に出演中の未来穂香。
 豪華キャスト陣の競演による幼馴染のすれ違いと冒険に、手に汗握り涙する、21世紀のジュブナイル映画の金字塔が誕生した。

ストーリー







“あの日”受け取った手紙、いなくなった親友…僕は“あの日”を正しくやり直せるだろうか?

 病弱な朔を見守るちょっと天然な修太(福士蒼汰)、生意気だけど憎めない朔(野村周平)、そんな凸凹コンビに寄り添う活発なミチル(本田翼)の三人は、小学生の時から大親友。秘密もなく、何をするにも一緒にいるのが当たり前だった。

 高校2年生の冬、幼馴染への恋と友情の入り混じった曖昧な関係のなかイギリス留学が決まったミチルは、二人への本当の気持ちを打ち明けられないまま、黙って旅立ちの日を迎えていた。出発当日、想いの綴られた手紙を受け取った朔は急いで空港に駆け出すもそのまま帰らぬ人となり、一人残された修太は朔の死に負い目を感じ、その日から時が止まったかのように二年が過ぎた。

 いまだに自分を許せない修太だったが、朔の三回忌に出席し「行きたい時と場所を思い浮かべればその時代に飛んでいける」と書かれた≪タイムトラベラー≫という本を見つける。子供じみたその付録を馬鹿にしつつも江ノ電に乗り目を閉じると、そこにはなんと朔の姿が…。

 朔が死ぬ前日の“あの日”に戻ってきたのだった。信じられない気持ちも半ば、朔とミチルともう一度“あの日”を過ごす。「この時計があれば、朔が死なずにミチルも黙って海外に行かず、きっとすべて元通りに出来るんだ」。朔の命、ミチルの想い、三人の失われた時を取り戻すため江の島の“今”と“あの日”を行き来する修太だった。

 そこに現れたのは修太と同じく時を超え60年もの間この学園に残っている今日子という名の女の子。「歴史には秩序があり、それを崩すと全てが変わってしまう…」警笛を鳴らす今日子だが、朔やミチルを想う修太の気持ちに打たれ手助けしようとする。しかし、今日子がなぜ学園に留まらざるを得ないのかと共に、自分自身に忍び寄る思いも寄らぬ危機を知る。徐々に変わりつつある“あの日”、そしてミチルの手紙の本当の意味。修太が最後に選んだ決断とは…。

スタッフ

脚本・監督:吉田康弘
原案・脚本:小林弘利
製作:山口敏功、三木和史、竹村淳子、多井久晃、熊谷典和
プロデューサー:三木和史
共同プロデューサー:梅橋美香
撮影:千足陽一
照明:原 由巳
録音:照井康政
美術:?橋 努
衣裳:天野多恵
ヘアメイク:いしいのりこ
編集:和田多加
音楽:きだしゅんすけ
音響効果:中村佳央
助監督:小村孝裕
製作担当:塚本 敬
製作:ジェネオン・ユニバーサル・エンタ-テイメント/ビデオプランニング/ビデオフォーカス/ワコー/tvk(テレビ神奈川)
制作・配給:ビデオプランニング 
宣伝:太秦

キャスト

福士蒼汰
野村周平
本田翼

未来穂香 
吉田 羊 
赤間麻里子 
西田尚美

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