原題:THE POSSESSION

2012年/アメリカ・カナダ/92分/カラー/シネマスコープ/ 提供:カルチュア・パブリッシャーズ 配給:ブロードメディア・スタジオ

2013年10月02日よりDVDリリース 2013年5月25日(土)シネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー

(C) 2012 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

公開初日 2013/05/25

配給会社名 0551

解説


L.A.タイムズが報じ、サム・ライミが震え上がった
想像を絶するほど衝撃的な実話を映画化!
2004年7月25日のロサンゼルス・タイムズ紙に、世界中の読者が関心を寄せた驚くべき記事が掲載された。大手オークション・サイトのeBayに、所有者に厄災をもたらすアイテムが出品されていたというのだ。そのアイテムは一見すると古めかしいだけで何の変哲もない木製の収納箱だったが、出品者の大学生は自らが体験した奇怪な現象を生々しく書き連ね、その後も箱をめぐる忌まわしい逸話が続々と判明。まもなく箱のオークション・ページは14万回以上のページビューを記録し、一般のオークション利用者はもちろんのこと、超常現象、都市伝説、神秘主義などの研究家の興味もかき立てていった。何とその箱の正体は、ユダヤの民話で伝えられる邪悪な存在“ディビューク”を封印した“決して開けてはならない箱”だったのだ!
この背筋に悪寒が走るような現実の出来事に引きつけられた人々の中には、ハリウッドの著名クリエイターもいた。『スパイダーマン』シリーズを大成功に導き、ディズニー大作『オズ はじまりの戦い』も話題のヒットメーカー、サム・ライミである。『死霊のはらわた』『スペル』などで観客を怖がらせることに無上の喜びを感じてきたライミは、自身が設立した恐怖映画専門レーベル、ゴースト・ハウス・ピクチャーズで問題の箱にまつわる戦慄実話の映画化を決定。かくして完成した『ポゼッション』は、『ソウ』シリーズなどを大ヒットさせたライオンズゲートの配給で全米公開され、2週連続の興収チャート1位に輝いた。

主人公エミリー役に抜擢されたカナダ生まれの美少女、ナターシャ・カリスの体当たりの熱演も見逃せない。平常時の天使のような愛くるしさから一転、異様な悪意をみなぎらせる豹変演技は、クロエ・グレース・モレッツやかつてのアンナ・パキン、ダコタ・ファニング、リンダ・ブレアらにも比肩しうる天才子役として鮮烈なインパクトを残すだろう。『ウォッチメン』のジェフリー・ディーン・モーガン、人気TVシリーズ「クローザー」のキーラ・セジウィックというふたりの実力派俳優がエミリーの両親に扮し、我が子を守るために命懸けの闘いに身を投じる家族の情愛を体現している。監督は、ユアン・マクレガー主演のスリラー『ナイトウォッチ』(97)で知られるオーレ・ボールネダル。『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフンらを輩出し、世界的に注目を集めるデンマーク映画界の才能が、繊細な心理描写と巧妙なサスペンス演出に腕の冴えを見せている。

ストーリー



その邪悪な“何か”は、ただ憑依しているのではない。少女の体内に巣食い、棲みついている・・・3ヵ月前に妻と離婚し、週末ごとにふたりの愛娘と一緒に過ごしている中年男クライドは、あどけない次女エミリーの異変に目を疑った。ふと立ち寄ったガレージセールでアンティークな木箱を購入して以来、エミリーがその箱に異常な執着を示し、時には凶暴な振る舞いを見せるようになったのだ。その後もエミリーの奇行はエスカレートし、天真爛漫だった我が子の信じがたい変わりように危機感を覚えたクライドは、現代医学では解明できない原因があるのではないかと独自の調査を開始する。しかしそのときすでにエミリーの小さな体には、この世ならぬ恐ろしい何かが棲みついていた……。

スタッフ

監督:オーレ・ボールネダル
製作:サム・ライミ、ロバート・G・タパート、J・R・ヤング
製作総指揮:スタン・ワードリーブ、ピーター・シュレッセル
ジョン・サッキ、ネイサン・カヘイン
ジョー・ドレイク、マイケル・パセオネック、ニコール・ブラウン
脚本:ジュリエット・スノードン、スタイルズ・ホワイト
撮影:ダン・ローストセン
美術:レイチェル・オトゥール
衣装:カーラ・ヘットランド
編集:エリック・L・ビーソン
音楽:アントン・サンコー

キャスト

ジェフリー・ディーン・モーガン
キーラ・セジウィック
ナターシャ・カリス

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