ラーメンより大切なもの〜東池袋 大勝軒 50年の秘密〜
2時間待っても帰らない客、毎日来る常連・・・ 日本一愛された大勝軒のラーメン その裏には一人の男の人生があった−。
2013年/日本/カラー/90分/ 配給:ポニーキャニオン
2013年6月8日(土)よりシネマサンシャイン池袋他全国順次ロードショー!
(C)2013 フジテレビジョン
公開初日 2013/06/08
配給会社名 0068
解説
■話題のドキュメンタリーがついに劇場公開!
その一杯のラーメンを求め、2時間待ち以上の行列ができる店———
伝説のラーメン屋「東池袋大勝軒」。
創業から50年にわたってその店を守り続けたのは、店主・山岸一雄。
なぜ彼の作るラーメンはそんなにも美味しいのだろうか?
なぜ大勝軒はこんなにも多くの人に愛されるラーメン屋になったのだろうか?
そこには味の追究だけではなく、山岸の人生と愛、彼が信じた人との絆があった。
2002年、2005年、2011年と過去3回にわたりフジテレビの『ザ・ノンフィクション』にて放送され、大きな反響を呼び、国際テレビ賞(※)
にも輝いたドキュメンタリーを映画化。10年以上に及ぶ記録映像に、山岸の故郷・長野の美しい情景を加え、新たな劇場用映画として再創造。さらにラーメンマニアとしても知られる谷原章介の“うまみ”のあるナレーションと、久石譲による美しいエンディングテーマ曲も加わり、山岸一雄の人生、その光と影が感動とともに浮かび上がる。
今、「ラーメンの神様」が作る日本一のラーメンが鮮やかにスクリーンによみがえる!
※US INTERNATIONAL FILM & VIDEO FESTIVAL にて、Silver Screen Award受賞
ストーリー
物語は長野県北部、志賀高原のある山ノ内町から始まる。
美しい北アルプスの山々、木々の間を流れるせせらぎ。
『ラーメンの神様』山岸一雄の原点がここにあった。
その一杯のラーメンを求め、2時間待ち以上の行列ができる店———
かつて、伝説のラーメン屋が東池袋にあった。「東池袋大勝軒」。
創業から50年にわたってその店を守り続けたのは、店主・山岸一雄。
初めて彼の店にカメラが入ったのは2001年。
路地裏の小さな店は行列客ばかりでなく、毎日訪れ、店の手伝いまで始める常連達、狭い厨房にひしめきあう弟子達で賑わっていた。彼らが集まっていた理由はそのラーメンの味だけではない。皆が口を揃えて言うのは「マスターがいるから」。山岸の人柄に惹かれ、彼らは皆店に集まっていたのだった。
伝説となり、人に慕われ、順風満帆のように見えた東池袋大勝軒。
だが、カメラが追ううちに見えてきたのは山岸一雄の心の奥にある影だった。
きっかけとなったのは、店の奥にある謎のビニール袋の山。
その奥に、扉のようなものが見えた。スタッフは山岸に撮影していいか尋ねた。
「…ここに入りたいって言うんなら、やめてもらうよ」
それまでの朗らかな顔とは違う一面が見えた。
…そこは閉ざされた部屋。山岸と今は亡き妻・二三子が暮らした部屋だった。
そして、山岸が決して今まで語ることのなかった真実が明かされる。
ひたすら味を追い続けた50年。そのうちの25年を陰日向なく支え続けた、幼馴染の妻との想い出。次々と山岸を襲う病、そして妻の死。心と体の両方の痛みを背負いながら、それでもなお厨房に立ち続けたその理由。
なぜ彼の作るラーメンはこんなに美味しいのだろうか?
なぜ大勝軒はこんなにも多くの人に愛されるラーメン屋になったのだろうか?
そこには味へのこだわりだけではなく、山岸の人生と愛、彼が信じた人との絆があった。
スタッフ
原作:ザ・ノンフィクション「ラーメンより大切なもの」(フジテレビ)
監督:印南貴史
構成:岩井田洋光
撮影:山岸恵史
音楽:高田耕至
エンディングテーマ曲:久石譲「ふるさとのメロディー」
製作統括:塚越裕爾
企画:堤康一
エグゼクティブプロデューサー:味谷和哉
プロデューサー:西村朗、山田敏弘
協賛:カネジン食品
協力:大勝軒のれん会、麺屋こうじグループ
製作:フジテレビジョン
制作プロダクション:メディア総合研究所
宣伝:KICCORIT
配給:ポニーキャニオン
キャスト
語り:谷原章介
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