2011年|フランス=ルクセンブルグ=スイス=ベルギー=ロシア合作|80分|デジタル上映 配給:キングレコード+ビーズインターナショナル 宣伝:ビーズインターナショナル

2013年4月6日(土)より、渋谷シアターイメージフォーラムにてロードショー!

(C)Solair films-Tarantula-CJSC CTC Network-Tous droits

公開初日 2013/04/06

配給会社名 0109/1167

解説


『カレ・ブラン』は、『THX1138』『時計じかけのオレンジ』『ソイレント・グリーン』といった70年代ディストピアSFの遺伝子を受け継いだ近未来SF。
本作でフランス映画批評家協会賞受賞した新鋭、ジャン=バティスト・レオネッティ監督が冷徹なカメラ・アイで切り取った現代と地続きの未来社会、その非情と絶望のヴィジョンは、権威主義の裏に潜む真の「生物学的弱者」をあぶり出す。
フランスでは流血もセックスも薬物も描かれないにもかかわらず「精神的な暴力の提示」を理由に数館しか上映されなかった問題作。

弱者が生きる余地なき社会。
母親が自殺したフィリップは、孤児だけが集められた教室で同じ年頃のマリーと出会い、共に思想教育を受ける。成人した2人はやがて夫婦となリ、フィリップは、「家畜」たちに理不尽な能力テストを強いる、組織のエグゼクティヴ「社畜」として何不自由ない生活を送っていた。
しかし通い合っていたはずの2人の心はいつしか冷え切り、結婚生活は破綻しかけていた。
そして夫婦関係の修復を願うフィリップの脳裏に、はるか昔、母親から聞かされた野生の白熊親子の残酷譚がよぎった…。

※『カレ・ブラン』とは:白い四角形の意。
7つの正方形を人型に組み合わせたロゴが貼られた食品は、人肉加工食品を意味する。

ストーリー




スタッフ

監督・脚本・製作:ジャン=バティスト・レオネッティ

キャスト

サミ・ブアジラ(『スズメバチ』『ストーン・カウンシル』)
ジュリー・ガイエ(『メトロで愛して』『ぼくの大切なともだち』)
ジャン=ピエール・アンドレアーニ
カルロス・リール

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