2013年/日本/カラー/??分/ 配給:東宝

2013年9月14日公開 全国東宝系

(C)2013映画「ATARU」製作委員会

公開初日 2013/09/14

配給会社名 0001

解説


 2012年4月から放送され、初回19.9%という高視聴率を記録した中居正広主演の連続ドラマ『ATARU』。サヴァン症候群に起因する特殊な能力を持った主人公が、迷宮入りしかけた難事件を解決していくという斬新なストーリーが話題を呼び、2013年1月にはスペシャル版が放送。世代を問わず幅広いファンを獲得したこの話題作が、いよいよスクリーンに登場する!

 主人公ATARU(アタル=通称チョコザイ)の発する言葉や行動は理解不能だが、彼が発するヒントは常に物事の核心を突き、謎に包まれていた真相を次々と解明していく。そんなミステリーエンターテインメントとしての面白さはもちろんだが、この物語をより一層引き立てているのは、アタルと彼を取り巻く個性豊かな人々との心の交流です。彼に翻弄され、振り回されながらも、アタルを温かく見守る人々との絆は、観る者の心を優しく包み込む。そして今回、映画化にあたって、すべての要素がスケールアップ!アタルの心の原点とも言えるエピソードも登場し、まさに「劇場版 ATARU」はシリーズの集大成と呼べる作品になっています。

 また、ドラマに続いて北村一輝、栗山千明。そして、玉森裕太、岡田将生、市村正親、村上弘明らお馴染みの面々が脇を固める。さらに今回は、アタルと同じ天才的な能力を持ち、過去に深いかかわりがある謎の女性・マドカを堀北真希が演じます。監督を務めるのは、テレビシリーズを手掛けた木村ひさし。大反響を呼んだコミカルな演出や思わずニヤリとさせられる小ネタで、今回も大いに楽しませてくれること必至です!

 アタルを巡る新たな物語、史上最高のミステリーエンターテインメントが、この秋ついにベールを脱ぐ!!

ストーリー

 NY—。ラリー(村上弘明)が取り仕切り、アタル(中居正広)が所属しているFBIの組織・SPB(サヴァン・プログラム・ブランチ)が何者かに爆破された。一方、東京でも同じ手口によって電車の送電線を破裂させる事件が起きていた。車椅子の女管理官・星秋穂(松雪泰子)の指揮のもと、沢(北村一輝)ら警視庁捜査一課の面々が捜査に取り掛かろうとしていた時、突如、東京の捜査本部にラリーとアタルが現れる。戸惑う星、沢らを遮り、二つの事件の関係性を語り始めるラリー。ラリーによると、二つの事件はロンドン金融特区のサーバーを経由した「ウィザード」と呼ばれるコンピューターウイルスが原因で、この「ウィザード」を開発したのは、以前沢の班が担当した連続殺人事件に関与した疑いのある日系ブラジル人・マドカ(堀北真希)だという。そのマドカが数日前に日本に入国した形跡があった為、アタルを連れて日本にやって来たのだ。更に、マドカはアタルと同様サヴァン諸侯群に似た症例を持っていて、過去にアタルと共にSPBでFBIの候補生として訓練を受けていたと言うのだ。

 こうして、2つの事件の第一被疑者・マドカを追うべく、FBIと警視庁の合同捜査が始まった。アタルとの再会を喜ぶ舞子(栗山千明)や弟の昇(玉森裕太)だったが、事件は思いもよらない展開を見せる。第一被疑者であるマドカが都内のホテルの火災事故で遺体となって発見されたのだ。DNA鑑定も一致して、マドカの死亡は確認され事件は無事解決したかに思えた…。がしかし、被疑者のマドカが死んでも同様の手口の事件が続く。不審に思った星はアタルを疑いはじめる。マドカ以外に「ウィザード」が理解出来るのは、マドカと共にSPBで特殊な訓練を受けて来たアタルしかいないと言うのだ。

 そんな事とは露知らず、相変わらず意味不明な言葉を発しながら事件のヒントを与えていくアタルだったが、全ての証拠がアタルを犯人だと差し示していた。そして遂に容疑者として身柄を拘束されてしまう。舞子や沢は必死に弁明するが、状況は覆らない。それでもアタルは、捜査のヒントと思われるキーワードをつぶやき、事件に挑み続けるのだった。

果たして、事件の真相とは? 
アタルと深い関係があると思われるマドカの正体とは? 
そして、容疑者となったアタルの運命は……!? 

スタッフ

プロデューサー:植田博樹
脚本:櫻井武晴
監督:木村ひさし

キャスト

中居正広
北村一輝
栗山千明
玉森裕太(Kis-My-Ft2)
嶋田久作
田中哲司
千原せいじ
中村靖日
庄野崎 謙
島崎遥香(AKB48)
利重剛
原 日出子
堀北真希
岡田将生(特別出演) 
市村正親(特別出演)
松雪泰子
村上弘明

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す