原題:BULLET TO THE HEAD

2012年/アメリカ/91分/ヴィスタ/ドルビーデジタル 提供:カルチュア・パブリッシャーズ 配給:松竹 宣伝:KICCORIT

2013年11月08日よりDVDリリース 2013年6月1日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー

(C)2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.

公開初日 2013/06/01

配給会社名 0003

解説


スタローン新章開始!

ハリウッド最後の伝説:ウォルター・ヒル監督との
初タッグで放つ<悪>の弾丸

自らの輝ける遺産を蘇らせた『ロッキー・ザ・ファイナル』『ランボー/最後の戦場』。
自身のみならず、全てのアクションスターを総決算した『エクスペンダブルズ』。
これらの“集大成映画”が熱狂を持って迎えられ、完全復活を果たしたシルベスター・スタローン。そして遂に、全く新たなキャラクターと共に、自らの新章をスタートする時がやってきた!
その男は長年にわたり、社会のダークサイドを歩き続けた殺し屋、ジミー・ボノモ。
元海兵隊員、逮捕歴26回、有罪2回、言葉よりも弾丸で問題を解決してきた生粋の殺し屋という、長年のスタローンのキャリア史上でも最大級の<悪人>が、その圧倒的な存在感と共に、危険な魅力を放つキャラクターとして誕生した!

生きるために“殺し”を稼業として続けてきたジミーが、相棒の復讐のために手を組んだのは、若き堅物刑事テイラー。悪名高い殺し屋と、かたくなに正義を信じる刑事。掟破りのコンビの前に立ちはだかったのは、警察、マフィア、そして若さも凶暴性もジミーを遥かに凌駕する究極のヒットマンだった・・・

監督は、ハリウッド最後の伝説、ウォルター・ヒル。
『ウォリアーズ』『48時間』『ストリート・オブ・ファイヤー』など、70年代から映画史に輝く幾多のマスターピースを送りだし、世界中の映画人のリスペクトを受けてきた名匠が、スタローンの30年を越えるラブコールを受け、10年ぶりに監督復帰! その真骨頂ともいえるエンターテインメント性と、独自の“男の美学”の融合した世界を描きだす。
製作に、『リーサル・ウエポン』『ダイ・ハード』『マトリックス』等の時代を代表する作品のみならず、スタローン、ウォルター・ヒルとも数多くの大ヒットを生み出してきた名プロデューサー、ジョエル・シルヴァー。共演は、『ワイルド・スピード』シリーズのサン・カン、『コナン・ザ・バーバリアン』でシュワルツェネッガーから、稀代のキャラクター、コナンを引き継いだジェイソン・モモア、クリスチャン・スレイターら骨太なキャストが、ウォルター・ヒルの“男の世界”を体現するため集まった。

スタローン。そしてウォルター・ヒル。21世紀、遂に実現する奇跡の初タッグ。映画史上の生ける伝説二人の情熱が、悪=殺し屋ジミー・ボノモの鮮烈な生き様をスクリーンに撃ち放つ!

ストーリー




40年間、生きるために撃ってきた
ジミー・ボノモ—元海兵隊員、逮捕歴26回、有罪2回—
悪名高き殺し屋、最後の仕事は、刑事と共に訪れた・・・

長年にわたり、殺し屋として社会のダークサイドを歩き続けたジミー・ボノモ。
元海兵隊員、逮捕歴26回、生きるために“殺し”を稼業として続けてきた男が、唯一の心を許した相棒の 復讐のために、自らのルールを捨てて手を組んだのは、若き堅物刑事テイラー。悪名高い殺し屋と、 かたくなに正義を信じる刑事。掟破りのコンビの行く先には、警察、マフィア、街の全ての組織が 立ちはだかり、やがて若さも凶暴性もジミーを遥かに凌駕する、殺すために生きる究極のヒットマン、
キーガンとの死闘が待っていた・・・

それは、簡単な仕事のはずだった。ニューオリンズでその名を轟かせる殺し屋ジミー(シルベスター・スタローン)と、その相棒ルイス(ジョン・セダ)は、いつもの鮮やかな手口で、依頼通りに元警官グリーリー(ホルト・マッキャラニー)を始末して、いつも通りのバ—で、いつも通りに仲介人ロニー(ブライアン・ヴァン・ホルト)を待っていた。しかし、ロニーは現れず、謎の巨漢に襲われたルイスはジミーの目の前で息絶えた。

ただ一人の心を許せる相棒を殺され、復讐に燃えるジミーに一本の電話が入る。電話の主は、元相棒だったグリーリーの身辺を調べにやってきたワシントン警察の刑事テイラー(サン・カン)だった。テイラーは、グリーリー殺しの実行犯がジミーであることを知りながらも、背後に潜む巨悪の匂いを感じ、ジミーに捜査への協力を依頼する。しかし長年裏社会を歩いてきたジミーにとって、刑事と組む事はあり得ない事だった。

ジミーと接触した直後、テイラーは、正体不明の2人の男に突如襲われる。間一髪のところで、彼の命を救ったのは、なんとジミーだった。しかも、テイラーを襲ったのはニューオリンズ警察の刑事たちだったのだ。事態がのみこめず混乱した上に、銃撃を受け負傷したテイラーを、一人娘のリサ(サラ・シャイ)が開いているタトゥーショップで治療するジミー。テイラーの持っている情報だけしか事件の手がかりのない彼は、自らのルールを曲げて、刑事とコンビを組むことを決意したのだ。

テイラーの情報により、グリーリー殺しの仲介人ロニーの居場所に乗り込んだジミーは、その裏切りを確認すると、殺しの依頼人である悪徳弁護士マーカス(クリスチャン・スレイター)の名前を聞き出してロニーを始末。その足でパーティ開催中のマーカスの誘拐に成功する。

マーカスへの尋問により、遂に事件の真相が明らかになった。黒幕は、莫大な賄賂により政財界と癒着している不動産王モレル(アドウェール・アキノエ=アグバエ)。その贈収賄リストは、モレルの頭脳ともいえるマーカスが持っているメモリに全て記録されていた。そしてルイスを殺したのは、彼らが雇った元傭兵の凶悪な殺し屋キーガン(ジェイソン・モモア)だった。捕えられてなお挑発を続けるマーカスへの怒りが頂点に達したジミーが、その場でマーカスを射殺した時、隠れ家が何者かの銃撃に蜂の巣にされる。モレルからの指令を受けたキーガンが、手下と共に襲撃してきたのだ。しかし、用心深いジミーの仕掛けた爆弾が、踏み込んできた一味をキーガンを残して吹き飛ばすのだった。

どうにか危機を脱した2人だが、刑事である自分の目の前で当然の様に人を殺し、モレルをも殺そうと企むジミーへの反発を強めたテイラーは、リサに事件解決後にジミーを逮捕する決意を伝え、ジミーと手を切り、ニューオリンズ警察の警部補との待ち合わせに向かった。
しかし、テイラーは再びジミーに命を救われる。警部補までもがモレルの手のもとにあったのだ。

その頃、ジミーとテイラーをおびきよせるべく、リサを誘拐したキーガンから連絡が入る。指定された場所に乗り込み、黒幕のモレルとの交渉により、リサとメモリを交換して立ち去るジミー。しかし、
異常なまでの闘争本能のままに、ジミーとの決着だけを望んでいたキーガンは、その場で、モレルや手下たちを皆殺しにしてジミーに闘いを挑んできた。

銃を捨て、斧を手に、もはや中世の騎士の一騎打ちの様に激しく闘うジミーとキーガン。
体力に勝るキーガンに苦戦しながらも、ジミーの隠し持っていたルイスの形見のナイフが、キーガンの咽元に突き刺さる。しかし、それでもジミーに襲いかかるキーガンを一発の銃弾が撃ちぬいた。
それは、リサを守るため、現場に潜んでいたテイラーの銃撃だった。
刑事としてのルールを曲げて殺人を犯し、ジミーの命を救ったテイラー。それでも法のもとに自らとジミーを裁こうとする彼の肩を撃ちぬいたジミーは、全てを自分の仕業とする様に告げ、その場を去っていく。

6週間後、ジミーはテイラーと再会する。テイラーは、捜査報告書の中で、ジミーの名前を出さなかったのだ。リサと付き合い始めた事を報告しながら、「過去は不問にするが、今度、犯罪を犯したら逮捕する」と迫るテイラーに、「おとといきやがれ」と言い放ったジミーは、夜の街に消えていくのだった。

スタッフ

製作:ジョエル・シルヴァー、アレクサンドラ・ミルチャン
    ケビン・キング・テンプルトン、アルフレッド・ゴフ、マイルス・ミラー
監督:ウォルター・ヒル
脚本:アレサンドロ・キャモン
撮影:ロイド・アハーン
美術:トビー・コーベット
編集:ティモシー・アルヴァーソン
音楽:スティーヴ・マッツァ
原作:マッツ(アレクシス・ノラン)「BULLET TO THE HEAD」

キャスト

シルベスター・スタローン
サン・カン
ジェイソン・モモア
サラ・シャヒ
アドウェール・アキノエ=アグバエ
クリスチャン・スレイター

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す