2012年/日本/91分/カラー/ヨーロッパビスタ 配給:映像舞踏研究所 白踏館

2013年10/19(土),20(日),21(月)の3日間、大阪・シアターセブン 2013年10/26(土)〜11/8(金)渋谷アップリンクにてレイトショー限定 2013年3月1日よりキッド・アイラック・アート・ホールにて上映

公開初日 2013/03/01

配給会社名 1181

解説


「私達に冒されたことの無い権力は貧しいものを増々貶(おとし)め、人を差別すること吹きこぼれる歓びの如し」
敗戦から66年、ひとりの老女の魂の軌跡。俺たちはそれをテロと呼べるだろうか?

ストーリー







老練舞台女優にして人生論の文筆家でもあるT(86歳)は双光旭日章受賞を機会に自分の特別番組放送の為ある放送局のインタビューを受ける。同時にその中で放送されるT をモデルに製作された中編映画「うらぎりひめ」の監修を依頼される。
自分の戦中の経験を綴ったエッセーをもとに作られた映画「うらぎりひめ」に嫌悪を感じたTは、預かったDVDを観ることなく鉄路に投げ捨てる。
2度目のインタビューの帰途、何時ものように自宅近くの公園で憩うT。何故かT は栄誉ある双光旭日章をポイと傍らのゴミ箱へ。
誰かを待ち続けるT。期待通りというべきか、ほぼ毎夕同時刻にそこを訪れる『誰か』がやってくる。この人物はこの1年間、日本だけでなく世界を震撼させた大事故の首謀犯罪者である。T
にとってこの半年間充分な準備をしてきたその成果が見事に結実する一瞬が訪れたーー。
たましいの孤独という細いが強靭な一本の糸で過去、現在、劇中劇の断片を貫き紡いでいく希有なるモノローグドラマ。

スタッフ

監督・脚本:岩名雅記
撮影:たむらまさき(中編部分)
製作:映像・舞踏研究所、白踏館

キャスト

たうみあきこ
大澤由理
七感弥広彰

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