ダイ・ハード/ラスト・デイ
原題:A Good Day to Die Hard
2013.2.14全米公開
2013年/日本/カラー/98分/ 配給:20世紀フォックス映画
2013年07月03日よりDVDリリース 2013年2月14日 TOHOシネマズ日劇他 全国公開
(c) 2013Twentieth Century Fox
公開初日 2013/02/14
配給会社名 0057
解説
2013年、世界で最もツイてない、愛すべき男=ジョン・マクレーンが還ってくる! 製作発表後、沈黙を保っていた『ダイ・ハード』シリーズ最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』。全世界待望のアクション超大作の最新予告がこの度ついに解禁される。
1988年7月16日、全米21の英画館でスタートした『ダイ・ハード』は、抜群のストーリー・テリングの妙、ボヤくタフ・ガイとあくまでもクールな悪役という見事なキャラクターの対比、そしてパワフルな実写を主体としたアクションのつるべ打ちで、CGを前面に押し出した大作群と一線を画し、全米の話題を一気にさらい、全世界で1億4000万ドルを上回る大ヒットとなった。同時にブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンのタフさとユーモアを併せもつキャラクターは、それまでのアクション・ヒーローと大きく異なり、憧れと親近感を同時に抱かせる稀有な存在となった。この結果、アカデミー賞で4部門にノミネートされ、アメリカン・フィルム・インスティチュートで“スリルを感じる映画ベスト100”“アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100”など複数の部門で選出され、ブルース・ウィリスの着ていたシャツはスミソニアン博物館に寄贈されるまでになった。シリーズの全世界の興行収入は11億3000万ドルに達し、日本の興行収入だけでも230億円を上回る“史上最強のアクション・シリーズ”となった。1作目から24年、『ダイ・ハード』シリーズが遂にクライマックスに突入する!
ニューヨーク市警の不死身の刑事、ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)。毎回信じられない大災難に否応なく巻き込まれる、“世界一運の悪い男”。1作目では、ロサンゼルスの超高層ビルで銃撃戦を繰り広げ、2作目では、ワシントン・ダレス国際空港の危機を救うべく雪の中でテロリストと対決し、3作目ではセントラル・パークをタクシーで激走するなどニューヨーク市全域を舞台に戦い、さらに4作目『ダイ・ハード4.0』では政治の中枢、ワシントンDCをはじめアメリカ全土を又にかけ20サイバーテロから国家の危機を救ってきた男が、5作目『ダイ・ハード/ラスト・デイ』では、ついに世界を相手に大暴れする!!
最新作の舞台はモスクワ。疎遠になっていた一人息子ジャック(ジェイ・コートニー)と共に、ジョン・マクレーンはシリーズ最大最強の敵に立ち向かうこととなる。“世界一運の悪い男”ジョンのDNAを受け継いだ男を窮地から救うべく単身異国へと乗り込むが、“マクレーンの行く手に災いあり”の法則は、今回も生きていた…。互いの命を守るために数々の危機を切り抜け、モスクワで巨大な陰謀に立ち向かう!
今回初公開された最新予告では、お馴染みの「ベートーヴェンの交響曲/第9番」をBGMに、マシンガン、ショット・ガンを撃ちまくるド派手な銃撃シーン、78日間を費やしたという大規模なカー・スタントをはじめとするスピード感溢れる瞬き禁止の怒涛のアクションの連続を疲労する。期待を裏切らないジョン・マクレーンの“タフ・ガイ”ぶりは、パワーアップしたリアル・アクションとともにさらにエスカレーションしている・そして、観る者を引き込む抜群のユーモア・センスも加えて、まさにシリーズ最高傑作の誕生を予感させる。
ついに命運つきて“ラスト・デイ”を迎えるのか!? それとも、アンラッキー極まる絶体絶命の状況下で、シリーズ最強の悪運を呼びさますいのか!? 世界で最も愛されるアクション・シリーズの壮大なるクライマックスは、極限ステージに突入して予測不可能。不死身の男まくレーンの進化が試される時、リアル・ヒーローのまだ誰も知らない本当の凄さが発揮される!
ストーリー
ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンが、ボヤキ交じりにモスクワの地に降り立った。この国で警察沙汰のトラブルを起こし、ある裁判に証人として出廷する息子ジャックを引き取りにきたのだ。こうした意外な導入部が用意された今回も“マクレーンの行く手に災いあり”の法則は健在。現地到着早々に壊滅的なテロに見舞われたマクレーンは、またもや想像を絶する激闘に身を投じるはめになってしまう。ロシアの次期大統領候補と目される大物政治家や大富豪、軍人らが暗躍する陰謀の全貌は謎のベールに覆われ、さすがのマクレーンも命がいくらあっても足りないほど肝を冷やすことに。そんな銃撃&爆破の嵐を駆け抜け、男気あふれるアナログ・ヒーローを貫くマクレーンの勇姿に誰もが惚れ惚れ。近年は円熟の域に達したブルース・ウィリスも、この思い入れ深い役柄にスペシャルな気合いを注入し、体当たりの熱演を披露する。
さらに見逃せないポイントは、マクレーンの息子ジャックが登場し、対テロ戦のバディを務めることだ。父子鷹というと聞こえはいいが、ジャックは幼少期に不在がちだったマクレーンとそりが合わず、反抗的な態度を隠さない。しかも父親のDNAを受け継いだ“ツイてない”青年で、危機対応時の能力は一切不明。かくしてシリーズ最大の危機に立ち向かうマクレーンは、ついに命運尽きて“ラスト・デイ”を迎えるのか。それとも、とことんツキに見離されたマクレーン親子の初タッグは、アンラッキー極まる絶体絶命の状況下でシリーズ最強の悪運を呼びさますのか。そんなどちらに転ぶかわからない極限ステージのまっただ中で不死身の男マクレーンの真価が試されるとき、観る者はこの愛すべきボヤキ・ヒーローのまだ誰も知らない本当の凄さを目撃することになるのだ。
ジャックを演じるのはTVシリーズ「スパルタカス」のウァロ役で脚光を浴び、トム・クルーズ最新主演作『アウトロー』でも主要キャストに抜擢された若手注目株ジェイ・コートニー。『マックス・ペイン』などのシャープなアクション演出に定評あるジョン・ムーア監督が、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』のスキップ・ウッズが手がけた脚本を映像化し、超人気シリーズの“クライマックス”というべき怒濤のスペクタクルを創出している。
スタッフ
監督:ジョン・ムーア
製作:アレックス・ヤング、ウィク・ゴッドフリー
製作総指揮:トム・カーノウスキー、ジェイソン・ケラー、スキップ・ウッズ
脚本:スキップ・ウッズ
撮影:ジョナサン・セラ
プロダクションデザイン:ダニエル・T・ドランス
衣装デザイン:ボヤナ・ニキトヴィッチ
編集:ダン・ジマーマン
音楽:マルコ・ベルトラミ
キャスト
ブルース・ウィリス
ジェイ・コートニー
セバスチャン・コッホ
ラシャ・ブコヴィッチ
コール・ハウザー
ユーリヤ・スニギル
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