四十九日のレシピ
モントリオール世界映画祭Focus on World Cinema部門正式出品 第33回ハワイ国際映画祭 Spotlight on Japan部門出品
2013年/日本/カラー/129分/ 配給:ギャガ
2013年11月9日(土)新宿バルト9、有楽町スバル座他全国公開
(C)2013映画「四十九日のレシピ」製作委員会
公開初日 2013/11/09
配給会社名 0025
解説
ポプラ社小説大賞特別賞を受賞して「風待ちのひと」でデビューした女性作家【伊吹有喜】の小説「四十九日のレシピ」が、この度映画化され、来る2013年に全国公開する運びとなりました。
本作は、2011年にNHKでドラマとして放送された人気作品でもありますが、今回の映画化にあたりキャストを一新。
監督は「百万円と苦虫女」で日本映画監督協会新人賞を受賞、最新作「ふがいない僕は空を見た」はトロント国際映画祭に正式出品されるなど世界でも実力が注目を浴びている、独特の感性が人気の気鋭監督タナダユキ。
主人公百合子を演じるのは、「八日目の蝉」で2011年日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など映画各賞を総ナメにし、日本映画界を代表する演技派女優となった永作博美。特に永作は「人のセックスを笑うな」以来の女性監督とのタッグとなり、注目が集まります。
またその他の主要キャストには、百合子の父・良平役に、数々の映画、ドラマで渋みのある演技を魅せる石橋蓮司、日系ブラジル人ハルという難役に挑む岡田将生、「ヒミズ」でヴェネチア国際映画祭最優秀新人俳優賞を獲得し、今回熱田家に突然現れる派手な不思議少女イモ役に挑戦する二階堂ふみ、そしてバラエティ番組出演とは別の顔での演技に定評がある原田泰造が、百合子との関係が冷めてしまっている夫、浩之を演じるなど、豪華俳優陣が名を連ねます。
主演の永作は原作について、「泣いて、笑って、とても優しく朗らかな読後感。本作中に描かれている四十九日を成功させたいと思いました」とコメント。
亡くなった母の「幸せに生きるためのレシピ」を通じて、残された家族が心の傷を抱えながらも自身の人生について考え、再生に向かってそれぞれが前進していく物語を、繊細な描写に定評のあるタナダユキ監督が温かく描く感動作となります。昨今、NHKドラマから映画化される作品が続きますが、昨年大ヒットとなった「八日目の蝉」もその1本。永作博美の好演も記憶に新しい中で、同じ形で本作への出演も決定し、期待も高まっています。
ストーリー
ある日熱田家の母、乙美(おとみ)が突然亡くなった。二週間後、生きる気力を失っていた夫、熱田良平のもとに、派手な格好のイマドキ女子・イモが訪れる。イモは乙美から頼まれていた四十九日までの細々とした家事などを引き受けに来たと話し、良平に乙美が残した「レシピ」の存在を伝える。そこへ結婚し、東京で生活を送っていた娘の百合子が疲れ果てた様子で帰ってきた。結婚後不妊治療を続けるもうまくいかず、夫に不倫され結婚生活は破たん。離婚届を残し実家に戻ってきたのだった。良平と百合子、それぞれ心に傷を負った親子が乙美の人生を振り返って、最愛の「妻」「母」を送り出し、そして同時に自ら立ち直っていくまでの四十九日間をあたたかく描く感動作。
スタッフ
監督:タナダユキ「百万円と苦虫女」「ふがいない僕は空を見た」
原作:伊吹有喜氏の人気小説
脚本:黒沢久子「キャタピラー」
製作幹事:WOWOW ポニーキャニオン
キャスト
永作博美
石橋蓮司
岡田将生
二階堂ふみ
原田泰造
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