原題:JESUS CHRIST SUPERSTAR THE ARENA TOUR

2012年/イギリス/カラー/103分/ 配給:東宝東和

2012年12月15日(土)〜12月20日(木)TOHOシネマズ スカラ座にて期間限定ロードショー!

Photo: Tristram Kenton

公開初日 2012/12/15

公開終了日 2012/12/20

配給会社名 0002

解説


ロイド=ウェバーの新世代の“スーパースター”はこの時代にぴったり− The Times
ヘビメタの原点が復活− The Independent
完勝!− Daily Star Sunday
伝統を吹き飛ばす− Daily Mail

「UKのアリーナで『ジーザス・クライスト=スーパースター』が公演されることを42年間待ちわびたよ。当初考案されていた通り、遂にアリーナ・ロック・オペラとして公演されるなんて素晴らしい。ユニバーサルが本作品の新アリーナツアーをDVDおよび劇場公開用に撮影すると聞いて興奮しているよ。この素晴らしい舞台を記録して、世界と共有することができるんだからね!」とアンドリュー・ロイド=ウェバーは話す。

21日間のアリーナツアーは、UKでは初。イスカリオテのユダ役は、数々の賞を受賞しているミュージカルコメディアンで、ウェスト・エンドの大ヒットミュージカル「マチルダ」の脚本家でもあるティム・ミンチン。マリー・マグダレン役はポップアイコンであり、元スパイス・ガールズのメラニー・C。ヘロデ王役はラジオDJのクリス・モイレス。そして、イエス役はイギリスのITVの番組「スーパースター」で一躍脚光を浴びたベン・フォースターが演じる。

この伝説のロック・オペラをユニークで現代的な最先端の豪華映像に変身させるために、受賞経験のあるクリエイティブ・チームが結集した。「レ・ミゼラブル」および「オペラ座の怪人」の25周年公演およびコンサートで知られるローレンス・コナーが演出、バッキンガム宮殿におけるエリザベス女王の即位60周年のコンサートを手掛けた舞台デザイナーで、世界的にも評価の高いマーク・フィッシャーと2012年ロンドン・オリンピックの開会式を手掛けたパトリック・ウッドローフが共にこの傑作の映像化に取り組んだ。

「ジーザス・クライスト=スーパースター」はイスカリオテのユダの目を通して、イエス・キリストの磔刑までの最後の7日間を描き、全世界を感動の渦に巻き込んだ。最初の公演は1971年に北米のアリーナツアーとして行われた。その後、ブロードウェイで上演、1972年にはロンドンのパレスシアターで初めてイギリスのファンたちにも披露。8年間におよぶ3,000回以上の公演はあらゆる記録を打ち立てた。その後も、42ヶ国でプロの劇団による公演が行われ、毎年300のアマチュア公演が公式に認可されている。ヒット曲には、「スーパースター」「私はイエスがわからない」「彼らの心は天国に」「ホザンナ」などがあり、40ヶ国以上、19ヶ国語で発売されている。

ストーリー







  これは、イエス・キリストが十字架に架けられるまでの最期の7日間の物語。
  ローマ支配下の社会で、イエス・キリストは“神の子”として民衆からの絶大な支持を得ていました。一方、彼が“神の子”であるという事実に懐疑的であった弟子ユダは、キリストの名声がこのままどんどん大きくなることでローマ人の反感を買い、結果的にユダヤ人が迫害される事を危惧していました。
  弟子たちは、「我々はこれからどうすればいいのか」と詰め寄り、イエス・キリストを悩ませます。そんな中、誰も自分のことを理解していないと嘆くイエス・キリストをなだめ、
体に高価なオイルを塗って彼を癒したのがマリー・マグダレンでした。
  マリー・マグダレンのような女を相手にするイエス・キリストに、ユダの不満は増大していきます。一方、イエス・キリストについて協議する司祭たちの中でも、彼を殺すことが皆にとって最善であるという結論に至ります。
  イエス・キリストがエルサレムに到着し、大衆が熱狂的に彼を出迎える中、ユダは司祭たちにキリストの身を捕らえることの出来る時間と場所を教えます。
  弟子たちとの最後の晩餐で、イエス・キリストは弟子たちが自分を裏切るだろうと予期します。
  案の定、ユダの裏切りによって捕らえられたイエス・キリストは、自らの運命を憂い、神にその意味を問い続けます。
  鞭で打たれ、息も絶え絶えのイエス・キリストは、「奇跡を起こして“神の子”であることを証明すれば命を救ってやる」というヘロデ王の申し出をも無視して、自らの命を捧げる決心をします。ユダは、自分が取り返しの付かない過ちを犯してしまったという罪悪感から、自ら命を絶ちます。
  結局、イエス・キリストは民の犠牲となって十字架に架けられ、民衆、そして司祭たちの心に強烈な影を残してこの世を去るのです。
  

スタッフ

作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー「エビータ」「オペラ座の怪人」
作詞:ティム・ライス「美女と野獣」「アイーダ」
監督:ローレンス・コナー「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」

キャスト

ティム・ミンチン(ユダ)
メラニー・C.(マリー・マグダレン)
クリス・モイレス(ヘロデ王) 
ベン・フォースター(イエス・キリスト)

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