原題:Wunderkinder

1941年、ドイツ。ナチスが台頭した時代に、バイオリンを演奏して生き残りを賭けた子供たちがいた。

2011年/ドイツ映画/カラー/ドルビーSRD/上映時間100分 配給:オフィスウォーカー

2013年2月9日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

公開初日 2013/02/09

配給会社名 1364

解説


ウクライナのポルタヴァ。当時、ソ連の支配下にあったこの地で、物語は始まる。ヒトラーが独ソ不可侵条約を一方的に破棄しドイツ軍がソ連に侵攻したことによって、この地を支配する権力者がヒトラーに変わっていく。時の権力者によって翻弄される2人のユダヤ人の子供、アブラーシャとラリッサ、そしてドイツ人の子供であるハンナ。この3人の運命を映画は描いていく。アブラーシャはバイオリンで、ラリッサはピアノの完璧な演奏で聴衆を魅了し、神童と呼ばれていた。彼らに憧れて、一緒にバイオリンを演奏し、強い友情を深めていくハンナ。ナチスはユダヤ人絶滅計画を遂行するために、2人の神童とハンナに、ヒムラーの誕生祝賀会で完璧な演奏を行えば、2人のユダヤ人の子供を特別待遇として強制収容所送りから免除してやると、3人に伝える。3人の強い友情は、完璧な演奏を生み出すことができるのか?運命のコンサートの幕が今、上がった・・・。主人公のアブラーシャ役のエリン・コレフは両親が2人ともバイオリニストであり、12歳の時、ニューヨークのカーネギー・ホールでバイオリニストとしてデビューを飾った非凡の天才少年である。音楽を担当したマーティン・シュトックは、ローマで作曲家エンニオ・モリコーネ(「ニュー・シネマ・パラダイス」、「1900年」、「海の上のピアニスト」)に教えを受けている。

ストーリー

スタッフ

監督:マルクス・O・ローゼンミュラー
脚本:スティーヴン・グランツ、ロルフ・シュベール、クリス・カラトマス、マルクス・O・ローゼンミュラー
音楽:マーティン・ストック
配給:オフィスウォーカー

キャスト

エリン・コレフ
イーモゲン・ブレル
マティルダ・アダミック
カイ・ヴィージンガー
カテリーナ・フレミング
グドルン・ランドグレーベ
コンスタンティン・ヴェッカー

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