2011年/日本/96分/アメリカン・ビスタ/DTS STEREO 配給:トリプルアップ

2012年11月10日より、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋他で全国順次ロードショー

(C)2011CMタイム製作委員会

公開初日 2012/11/10

配給会社名 1258

解説


広告代理店、スポンサー、タレントたちが入り乱れて、
CM撮影現場は、とんでもない大混乱!!
 飲料メーカーの新製品発売にあたり、CM制作のオーダーを受けた広告代理店。自信満々で提案した企画は、3人のタレントを起用するものだった。性格の悪い演歌の女王。落ち目になった国民的時代劇俳優。躁鬱病のヒップホップスター。しかし、演歌の女王と時代劇俳優は犬猿の仲。ヒップホップスターは、新興宗教の広告塔だった。スポンサーに事情を隠しながら、なんとか円滑に撮影を進行させようとする代理店マンたち。にもかかわらず、トラブルがトラブルを招いて、撮影現場は大混乱となってしまう。果たして、その顛末とは?

黒木瞳×豊原功補×加藤和樹×本仮屋ユイカ×モト冬樹×中村嘉葎雄!
豪華スターの共演が、奇跡の実現!!
 演歌の女王に扮するのは、黒木瞳。あでやかな和服姿と関西弁で、歌声も披露する。C調な広告代理店の社員は、豊原功補。これまでにない軽妙な演技を見せてくれる。自称ブロードウェイ帰りのヒップホップスターには加藤和樹。そのイケメンぶりが、ファンにとってはたまらない。本仮屋ユイカは、右往左往させられる広告代理店の社員役を快演! スポンサーの部長には、今年で還暦を迎えるモト冬樹。そして、時代劇俳優には中村嘉葎雄。コミカルな演技で新境地を見せる。
 これだけの豪華なキャスティングで、「CM タイム」はヒューマン・エンターテインメントとして完成した。

話題の舞台の映画化。
ベートーベンの第九と殺陣とダンスが融合する!!
 本作は、劇団キリン食堂によって上演された「The CMタイム」の映画化であり、舞台版の主宰・劇作・演出の久保田誠二が脚本・演出を手掛けた。「魔王と歌姫」(08)、「魔界転生」(09)など、演劇ファンからは絶大な支持を受けてきた劇団キリン食堂のスピリッツが映像として展開される。クライマックスでのベートーベンの第九と殺陣とダンスが融合されたロングバージョンCMの迫力は圧巻だ。
 映画ならではのテンションで、久保田ワールドが展開されてゆく。

ストーリー










広告代理店・電報堂の社員である三上(豊原功補)が、スポンサーであるタイガードリンクに対してプレゼンテーションを行っている。タイガードリンクの新商品「9」のCMプランとして、3人のタレントの起用を訴えているのだ。

その3人とは、演歌歌手の城之内つばめ(黒木瞳)、ヒップホップスターのレオナルド八田(加藤和樹)、時代劇俳優の大菩薩金五郎(中村嘉葎雄)だった。宣伝部部長の高木(モト冬樹)は、城之内つばめの大ファン。一も二もなく、そのプランを採用する。三上は、高木が城之内つばめのファンであることをリサーチしていたのだ。

ところが、城之内つばめと大菩薩金五郎は犬猿の仲だった。なにやら、過去に因縁があるらしい…。
CM撮影日当日。城之内つばめと大菩薩金五郎は険悪な雰囲気で、三上やその部下の真理(本仮屋ユイカ)は、さんざん振り回される。なおかつ、レオナルド八田の事務所問題も発覚して、撮影スタジオはてんやわんやの大騒ぎ。こんな状況で、無事にCMは撮影できるのだろうか…?

スタッフ

監督:久保田誠二
製作:重村博文、中野 久、浜崎哲義、稲垣静枝、津谷祐司、菅田貴司
統括プロデューサー:原 和政
プロデューサー:岩下英雅、塚田哲也
撮影:伊藤 寛
照明:金子康博
美術:田沼愛子
録音:中村雅光
音楽:元倉宏史

主題歌:「白いジャスミンの花」矢住夏菜(ムーヴリノイエ)
配給:トリプルアップ
CMタイム製作委員会[キングレコード/ダブルアップエンタテインメント/グレイ美術
/キリン食堂/アバンティコミュニケーションズ/サードストリート/マザーハート -01 有限責任事業組合]

キャスト

黒木瞳
豊原功補
加藤和樹
本仮屋ユイカ
モト冬樹
寿大聡
鈴木蘭々
松田賢二
須賀貴匡
渡辺健
中村嘉葎雄

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