広末涼子稲垣吾郎 日本の“桜”と、世界を目指す!

2013年/日本/カラー/105分/ 配給:ショウゲート

2013 年4 月6 日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー

(C)2013「桜、ふたたびの加奈子」製作委員会

公開初日 2013/04/06

配給会社名 0008

解説


幼い娘・加奈子をなくした深い悲しみから、やがて、その生まれ変わりに逢いたいと願うようになる母親・容子役を、いま女優としてもっとも鮮烈な輝きを放つ、広末涼子。悲しみにくれる妻を支えたいと願いながらも、現実を受け入れられない彼女に苛立ちも感じ、心揺れる夫・信樹を演じるのは、国民的人気を誇るSMAP の稲垣吾郎。
さらに、容子が加奈子の生まれ変わりだと信じる子供を宿す女子高校生のシングルマザー・正美に、多くの映画・ドラマで確かな演技力を魅せる福田麻由子。正美を見つめる高校生・直也にドラマでの活躍が注目を集める高田翔(ジャニーズJr.)。登場人物全ての接点になる古本屋の店主に、江波杏子。豪華キャストが集結しました。

監督は、栗村実。長編デビュー作『飯と乙女』がモスクワ国際映画祭で、最優秀アジア映画賞であるNETPAC 賞を受賞。同作がベルリン国際映画祭をはじめ各国映画祭でも高い評価を得ており、世界の注目を浴びる監督です。撮影は、2012 年春、桜の美しい栃木県足利市のロケを皮切りにはじまり、現在、編集中。美しくも緻密な構図でメッセージを焼き付ける栗村監督への期待から、本作も、日本公開のみならず世界各国の映画祭へ出品が予定されています。広末涼子(『おくりびと』)、稲垣吾郎(『十三人の刺客』)。ともに世界に絶賛された作品での好演が印象に残る二人を迎え、「桜、ふたたびの加奈子」は、日本の美しい桜とともに、世界に飛び立ちます!

ストーリー

桜の季節。容子(広末涼子)は、小学校入学を前にした娘・加奈子を不慮の事故で亡くしてしまう。自分を責め、思いつめた容子は、娘の部屋で自殺を図るが、あわやのところで一命をとりとめる。そしてその日から不思議なことを言い始める。「加奈子はここにいる。」そして、容子は、見えない加奈子のために食事を作り、話しかけ、出かけるようになる。

夫の信樹(稲垣吾郎)は、そんな容子を救い出したいと願いながらも、現実を受け入れ、前を向こうとしない容子に苛立ちを募らせる。「加奈子は、もういないんだ。」そう言い聞かせるが、容子は変わらなかった。

ある日、容子は正美(福田麻由子)という女子高生に出会う。まだ高校生ながら、シングルマザーとして子供を産む決意をしていた正美。そんな正美をみて容子は直感する。「加奈子が生まれ変わって帰ってくる。」

「加奈子は、きっとふたたび、この世に生まれてくる」……。母の一途な思いが起こした行動は、やがて思いがけない出会いへと導かれていくのだった。

スタッフ

監督・脚本:栗村実(『飯と乙女』モスクワ国際映画祭NETPAC 賞)
原作:新津きよみ「ふたたびの加奈子」(ハルキ文庫刊)
配給:ショウゲート
製作:「桜、ふたたびの加奈子」製作委員会(ジェイ・ドリーム、博報堂DY メディアパートナーズ、フジテレビジョン、ポニーキャニオン、ショウゲート、エフエム東京、シネバザール)

キャスト

広末涼子
稲垣吾郎(SMAP)
福田麻由子
高田翔(ジャニーズJr.)
江波杏子

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