原題:KILLERS

『冷たい熱帯魚』製作者×世界注目のインドネシア新鋭監督 世界を挑発する阿鼻叫喚の猛毒エンターテインメント

2014年/日本・インドネシア合作映画/カラー/137分/ 配給・宣伝:日活

2014年11月05日よりDVDリリース 2014年2月1日全世界猛毒蔓延のロードショー

(C)2013 NIKKATSU/Guerilla Merah Films

公開初日 2014/02/01

配給会社名 0006

解説


2011年—数々の映画賞を受賞し日本のみならず世界中を震撼させ、大ヒットを記録した『冷たい熱帯魚』(監督:園子温)。トロント国際映画祭を皮切りに、世界中の映画祭で上映されるや絶賛され、全米で大ヒットを記録し、ハリウッドリメイクが決定しているインドネシア映画『ザ・レイド』(10月27日公開/配給:角川映画)。猛毒エンターテインメント『冷たい熱帯魚』の製作者×世界で最も熱い注目を浴びているインドネシア映画界がタッグを組み、全世界の映画界を震撼させる新たなプロジェクトが動き出した。その名は『KILLERS』(キラーズ)。

東京とジャカルタを舞台にネットを通じて知り合った殺人鬼同士が交錯し、想像を絶する世界に我々、観客を導いていく。住む場所も環境も全く違う日本とインドネシアの殺人鬼がインターネットを通じ交流を始めるという斬新なアイデアを考えた日本×インドネシアの最強チームが、本作の監督に起用するのは、世界で注目されている若手クリエーター兄弟、モー・ブラザース。そしてこのクリエーターを高く評価している『ザ・レイド』の監督、ギャレス・エヴァンスが製作総指揮を務める。

そしてこの最強チームが主演の日本側殺人鬼に選んだのは、その強烈な個性と演技で国内外で高い評価を得ている北村一輝。この殺人鬼が誕生した暁には、『羊たちの沈黙』のレクターや『ダークナイト』のジョーカー、『冷たい熱帯魚』の村田幸雄など数多ある殺人者を凌駕すること間違いない。共演には巨匠・アッバス・キアロスタミ監督の『ライク・サムワン・イン・ラブ』で主演を射止め、2012年のカンヌ国際映画祭のコンペティションにノミネート、海外から熱い注目を集める女優の仲間入りを果たした高梨臨が北村一輝演ずる殺人鬼の心を唯一揺り動かす女性を演じ、その演技は海外の映画祭などから注目が集まりそうだ。

2013年——世界の映画界を震撼させる、新たな猛毒エンターテインメントが誕生する。

ストーリー

 日本—ある無機質な部屋で女を静かに殺害し、その様をじっくりと撮影する野村(北村一輝)。家族を顧みず、腐敗した悪の不正を暴くため奔走するジャカルタのジャーナリスト・バユは野村がインターネットにアップした殺戮映像を見てしまう。それは残酷ではあるがどこか美しさが漂う。体験した事のない嫌悪感を抱きながら何故か惹かれるバユは遭遇した強盗から身を守るため殺害を犯す。何かに捕われたバユはその死の瞬間を同じようにネットに投稿してしまう。その映像を発見した野村はバユに妙な共感を覚えネットを通じて連絡を取り始め、バユに影響を与え始めていく。殺人の標的としか人を見ない野村の前に、一人の女性・久恵(高梨臨)が現れる。その出会いをきっかけに野村もまた何かの変化を感じ始める。野村の存在により歪んでいくバユと、また久恵により狂い始める野村。国を超え、立場を超え殺人鬼となった二人の「男」が辿り着く場所とは・・・。

スタッフ

製作総指揮:ギャレス・エヴァンス(『ザ・レイド』監督)
製作:千葉善紀(『冷たい熱帯魚』『恋の罪』プロデューサー)
監督・モー・ブラザース/The Mo Brothers (ティモ・ジャヤント/Timo Tjahjanto、キモ・スタンボエル/Kimo Stamboel)
脚本・ティモ・ジャヤント、牛山拓二)

キャスト

北村一輝
高梨臨

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