原題:Cold Bloom

釜山国際映画祭2012A Window on Asian Cinema部門ワールドプレミア 第63回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門

2012年/日本/カラー/119分/ 配給:東京テアトル/オフィス北野

2014年03月26日よりDVDリリース 2013年4月13日(土) テアトル新宿ほか全国で順次ロードショー

(C)2012『桜並木の満開の下に』製作委員会

公開初日 2013/04/13

配給会社名 0049/0020

解説


4作品連続ベルリン映画祭招待の快挙!
桜の花は、迷いの花

『桜並木の満開の下に』は、震災後の茨城県日立市を舞台に、突然の事故で最愛の夫を失いながらも、その悲しみを乗り越えようとするヒロインの心の葛藤を美しい桜並木を背景に描いたラブストーリーだ。監督は『BIG RIVER』、『フタバから遠く離れて』等で国際的にも評価の高い舩橋 淳(ふなはし・あつし)。本作を含め、監督作品5本のうち4作品がベルリン国際映画祭に招待されるという快挙を果たした。本作は茨城県日立市の映画製作支援制度「ひたちシネマ制作サポートプロジェクト」の助成を受けて製作され、ロケ場所提供、エキストラ、炊き出しなど日立市民による様々な協力を得て撮影が行われた。映画のクライマックスを彩るのは「日本のさくら名所100選」にも選ばれた同市内平和通りの桜。ライトアップされた見事な夜桜が圧倒的な印象を残す。

「ひたちシネマ制作サポートプロジェクト」について
日立市のPR[仲野 半角に修正]・イメージアップを目的に、平成20年度からの3か年を計画期間とした映画制作を支援する事業である。日立市をロケ地とした映画の制作をプロ、アマチュアを問わず広く全国公募し、大学教授、地元出身映画監督、映像文化に携わる市民らで構成する「ひたちシネマ委員会」が選定した作品について、映画制作を奨励金により支援する。今回の映画『桜並木の満開の下に』は、本事業の最終作品の4作品目として、ロケ地である日立市の多くの地域資源が活用されており、国内外の映画祭や劇場での上映を通じて、日立市の魅力発信に大きく貢献するものと期待している。

ストーリー









小さな町工場で働くは結婚したばかりの同僚・研次との幸福な生活を夢見ていた。ある日、作業中の事故で研次が亡くなり、栞の生活は一変する。事故を起こした若い工員・は栞に謝罪しようとするが、栞はそれを受け入れられない。だが、研次の死によって経営的な危機に陥った工場を立て直すべく必死に働く工の姿を見て、栞の閉ざされた心は和らぎ始める。やがて1年が過ぎ、工の功績もあって工場は再び軌道に乗り始める。そんな時、栞は工が工場をやめて出て行くことを知らされる。工を問い詰めた栞はその理由を聞いて動揺する……。

スタッフ

監督:舩橋淳
脚本:舩橋淳、村越 繁
プロデューサー:市山尚三
製作:バンダイビジュアル、衛星劇場/オフィス北野

キャスト

臼田あさ美
三浦貴大
高橋 洋

松本まりか
三浦 力
小澤雄志
テイ龍進
張 天翔
林田麻里
加藤四朗
石垣光代
柳 憂怜
諏訪太朗

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す