第36回モントリオール世界映画祭コンペティション部門出品

2012年/日本・カナダ合作/104分 配給:ククルビジョン、ビターズ・エンド

2013年1月19日、新宿ピカデリー、沖縄シネマQほか全国ロードショー

©2012 KARAKARA PARTNERS&ZUNO FILMS

公開初日 2013/01/19

配給会社名 1343/0071

解説


『Keiko』(79)でセンセーショナルなデビューを飾って以来、カナダと日本を舞台に意欲作を発表し続けるクロード・ガニオン監督の最新作『カラカラ』が8月23日から開催される第36回モントリオール世界映画祭コンペティション部門への出品が決定いたしました。
本作はオール沖縄ロケで撮影された、日本・カナダ合作映画であり、第二の人生の岐路に立ったカナダ人男性ピエール(ガブリエル・アルカン)と純子(工藤夕貴)の二人が沖縄を旅する中で、自らの生き方を見つめ直すロードムービーです。
クロード・ガニオン監督は、モントリオール世界映画祭において『ケニー』(87)がグランプリ、『KAMATAKI-窯焚-』(05)が監督賞ほか5部門受賞を果たしており、本作の受賞も大いに期待されます。

ストーリー

元大学教授ピエール(ガブリエル・アルカン)は気功の合宿クラスで沖縄に滞在している。
残り一週間を心穏やかに島を旅して過ごそうと考えていた彼は、本島から移住してきている主婦・純子(工藤夕貴)と、沖縄の友人明美(富田めぐみ)に出会い、意気投合する。
それきりの縁に思えたが、翌日、夫と大喧嘩をした純子がピエールに会いに来たことから2人の関係は急接近。長年夫の家庭内暴力に悩まされていた純子は家出を決意、ピエールの旅に同行すると言い出すのだが・・・。
旅で2人が手にする泡盛の器「カラカラ」が象徴するように、次第に満たされていく2人の「心の旅」を描く。

スタッフ

監督・脚本:クロード・ガニオン
製作:『カラカラ』製作委員会
配給:ククルビジョン、ビターズ・エンド

キャスト

ガブリエル・アルカン
工藤夕貴
富田めぐみ
あったゆういち

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