年上の男と、年下の男。ふたりの間で揺れ動く女の業——

第18回釜山国際映画祭 A window on Asian cinema部門 正式出品

2013年/日本/カラー/114分/ 配給:クロックワークス

2014年03月19日よりDVDリリース 2013年8月31日(土)有楽町スバル座 ほか全国ロードショー

(c)2012年映画「夏の終り」製作委員会

公開初日 2013/08/31

配給会社名 0033

解説


年上の男と年下の男との三角関係。瀬戸内寂聴が自身のセンセーショナルな体験を元に描き、女流文学賞受賞作を受賞した「夏の終り」。昭和38年に発表されてから今までに100万部を超えるロングセラーとなっている本作を熊切和嘉監督により映画化。
主人公・知子を演じるのは満島ひかり。妻子ある不遇な作家との長年に及ぶ愛の生活に疲れ果て、年下の男との激しい愛欲にも満たされない。自身の女の業に苦悩しながらも、一途に独自の愛を生きようとする女性という難役を見事に演じ切りました。知子を愛し優しく見守りながらも妻とも別れられない、年上の男の寛容さとずるさを併せ持つ男・慎吾を演じるのは小林薫。そして知子を求め嫉妬と孤独に苦しむ年下の男・涼太を演じるのは、今最も注目の若手俳優・綾野剛。
愛に、仕事に、必死で生きるすべての女性に贈るラブストーリーが誕生しました。

ストーリー

妻子ある年上の作家・慎吾と、長年一緒に暮らしている知子。慎吾は妻のいる家と 知子の家を週にきっちり半々、行ったりきたりしている。妻と別れて欲しいと考えたこともなく、 知子はこの平穏な生活に、自分が満足していると思っていた。 しかしある日、木下涼太が訪ねてきて、知子の生活は微妙に狂い始める。 涼太は、昔、知子が結婚していた頃、どうしようもなく恋に落ち、夫と子供を捨て駆け落ちをした男だった。知子は慎吾との生活を続けながら、涼太と再び関係を持ってしまう

スタッフ

監督;熊切和嘉
原作:「夏の終り」瀬戸内寂聴(新潮文庫刊)
脚本;宇治田隆史
撮影;近藤龍人

キャスト

満島ひかり
綾野剛
小林薫

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