偽りなき者
原題:JAGTEN / THE HUNT
第65回カンヌ国際映画祭主演男優賞受賞作品 マッツ・ミケルセン 第25回ヨーロッパ映画賞5部門ノミネート 作品賞・監督賞・男優賞・脚本賞・編集賞
2012/デンマーク/カラー/115分/シネスコ/ステレオサラウンド5.1ch/日本語字幕:松浦美奈/R-15 後援:デンマーク大使館 配給:キノフィルムズ 宣伝:アルシネテラン
2013年3月16日、Bunkamuraル・シネマほかにて全国順次ロードショー!
(c)2012 Zentropa Entertainments19 ApS and Zentropa International Sweden.
公開初日 2013/03/16
配給会社名 1093
解説
2012年のカンヌ国際映画祭で上映されるや、絶賛の拍手を浴び、主演男優賞、エキュメニカル審査員賞、ヴァルカン賞の3冠に輝いた本作。親友の娘の作り話が元で変質者の烙印を押されたルーカスは、町中の人々から疑惑の目を向けられ、仕事も親友も信用も、全てを失ってしまう。世間からじわじわと迫害される理不尽な恐怖と、無実の人間の尊厳と誇りを賭けた孤独な戦いの行方を、北欧の真冬の空気のように張りつめたタッチで描いている、魂を揺さぶる衝撃のヒューマンドラマ。
主人公のルーカスを演じるのは、“北欧の至宝”と謳われる名優マッツ・ミケルセン。『007 カジノ・ロワイヤル』で悪役ル・シッフルを演じ、国際スターの仲間入りを果たした彼は、演技力でも高い評価を得ている。本作では、決してぶれることなく無実の主張を貫き、精一杯誇り高くあろうとするルーカスの魂の叫びを渾身の力をこめて熱演。見事にカンヌ国際映画祭の主演男優賞に輝きました。監督・脚本は、トマス・ヴィンターベア。カンヌ国際祭映画祭で特別審査員賞を受賞した『セレブレーション』から、デンマーク・アカデミー賞5部門に輝いた『光のほうへ』まで、常に問題意識の高い秀作を発表し続ける名匠の最高傑作が誕生しました。
ストーリー
離婚と失業の試練を乗り越え、穏やかな日常を取り戻したかに思えたルーカスは、ある日、親友テオの娘クララの作り話が元で変質者の烙印を押されてしまう。あるのはクララの証言のみ。無実を証明できる手立ては何もない。クララの言葉を信じ込んだテオや町の住人たちは、身の潔白を説明しようとするルーカスの声に耳を貸そうとせず、ルーカスは仕事も親友も、そして信用も全てを失ってしまう。ルーカスに向けられる憎悪と敵意がますますエスカレートし、真実が深い闇の奥に葬られようとする中、それでもルーカスはテオに訴える。「自分は何もしていない。どうしてそれがわからないのか?」
スタッフ
監督:トマス・ヴィンターベア 『セレブレーション』(1998)、『ディア・ウェンディ』(2005)
脚本:トマス・ヴィンターベア、トビアス・リンホルム
キャスト
マッツ・ミケルセン
トマス・ボー・ラーセン
アレクサンドラ・ラパポート
ラース・ランゼ
LINK
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