「ROCKじゃなきゃ、家族じゃない!?」 家族の数だけ、家族の形があっていい—。 大切な誰かを持つ、すべての人へ。新世代の家族ムービーの誕生!

2012年/日本/カラー/106分/ 配給:ショウゲート

2012年12月15日 テアトル新宿他全国ロードショー!

(c)2012『グッモーエビアン!』製作委員会

公開初日 2012/12/15

配給会社名 0008

解説


アキと中学3年生のハツキは、親子二人暮らし。若い頃はパンクバンドのギタリストで、17歳でハツキを産んだアキと、しっかり者の娘・ハツキは好対照だが、親友のように仲がいい。ある日、約2年の間、海外放浪の旅をしていた自由人・ヤグが帰ってきた。アキと同じバンドでボーカルだったヤグは、アキのことが大好きで、自分の子どもではないハツキが産まれる前からアキと一緒に暮らしていた。2年ぶりの3人暮らしに、アキとヤグは楽しそうだが、思春期のハツキはなぜか苛立ってしまう。そんな中、ハツキは親友のトモちゃんとケンカをしてしまい、トモちゃんはそのまま家庭の事情で転校してしまう。それをきっかけに、ハツキはアキの本当の気持ちや、ヤグの過去を知ることになる……。
描かれるのは、少し変わってはいるけれど、実は人一倍お互いを思いあっている家族の姿。パンクロックのビートに乗って繰り広げられる、新世代のファミリー像に、共感の涙が溢れ出す!

麻生久美子×大泉洋  注目の二人、初共演&W主演!

人気と実力を兼ね備えた2人の豪華俳優の初共演が実現した本作。17歳でハツキを産んだ主人公のアキを演じるのは、『ロック〜わんこの島〜』(11)や『モテキ』(11)、『GIRL』(12)など、幅広い役柄を演じ続ける麻生久美子。妊娠4ヶ月の時期に本作の撮影に参加した彼女は、新たな気持ちで強くて愛情深い母親像を体現した。さらに初めてのギターにも挑戦し、クールなプレイを披露している。もう一人の主役であるヤグは、『探偵はBARにいる』(11)、『しあわせのパン』(12)といった大ヒット作品を連発している北海道出身のエンターテイナー、大泉洋が演じる。大泉本人が、お調子者だけど人一倍優しいヤグのキャラクターを気に入り、出演を熱望したことが、本作を完成に導いた。そしてファンの間ではおなじみの美声&歌唱力も作品の大きな見所になっている。
期待の新星と個性派キャストが作品を盛り上げる

15歳のハツキ役に抜擢されたのは、『Seventeen』の専属モデルで、ドラマや映画への出演が相次ぐ、三吉彩花。初主演映画『十五の春〜旅立ちの唄〜』(13)も待機中の注目の新星だ。ハツキの親友トモちゃんを演じるのは雑誌『nicola』のモデルデビュー後、ドラマ「鍵のかかった部屋」「サマーレスキュー〜天空の診療所〜」(12)「あまちゃん」(13)、映画『カラスの親指』(12)などに出演する能年玲奈。また、ドランクドラゴンの塚地武雅、小池栄子、土屋アンナといった個性派キャストが脇を固め、作品のアクセントになっている。

吉川トリコが描く、名古屋発のROCKな家族
監督がこだわった、音楽シーン

原作者は2004年に新潮社主催の「第三回女による女のためのR−18文学賞」
大賞、読者賞をダブル受賞した名古屋在住の作家、吉川トリコ。
本作は2006年に刊行された同名小説が原作となる。監督・脚本は助監督として経験を積み、監督作『キズモモ。』(08)を発表している山本透。『ボックス!』『ゴールデンスランバー』の鈴木謙一とともに脚本化し、普通ではないけれど、どこよりも温かい家族の物語、そして少女の成長物語を作り上げた。また、劇中に登場する、アキとヤグのバンド「MISSION FROM GOD」のメンバーは、SHAKALABBITSのMAH(Dr.)とSNAILRAMPの竹村 哲(Ba)。リハーサルを重ねて生み出されたバンド感がクライマックスのライブシーンで炸裂する。
そして、エンディング曲は、『るろうに剣心』への楽曲提供も記憶に新しく、圧倒的な人気を誇るロックバンド、ONE OK ROCKが本作のために書き下ろした「the same as…」。切なくも優しいメロディが映画の余韻を残して美しく締めくくる。

ストーリー








アキ(麻生久美子)と15歳のハツキ(三吉彩花)は親子で二人暮らし。かつてはパンクバンドのギタリストで、17歳でハツキを産んだアキとしっかり者の娘・ハツキは対照的だが、まるで友達のように仲がいい。ある日、二人の元へ、2年近く海外を放浪していた自由人・ヤグ(大泉洋)が前ぶれもなく帰ってきた。
アキと一緒のバンドでボーカルだったヤグ。自分の子供ではないが、アキのことが昔から大好きだったヤグとアキはハツキが産まれる前から一緒に住んでいた。
しかし、思春期のハツキには本当の父親ではないヤグの奔放な行動に苛立ってしまう。
友達のトモちゃんは羨ましがるけれど、ヤグのいい加減さやそれを笑って許してしまうアキをなかなか素直に理解できない。
そんな中、親友だったトモちゃんと喧嘩し、そのまま彼女は転校してしまう。
それをきっかけにハツキはアキの本当の気持ちや、ヤグの過去にあったある出来事を知ることになるー。

スタッフ

原作:吉川トリコ『グッモーエビアン!』(新潮文庫刊)
監督・脚本:山本透
脚本:鈴木謙一
音楽:葉山たけし
製作:日本出版販売、アミューズソフトエンタテインメント、ショウゲート、
アスミック・エース エンタテインメント、TBSサービス、Takujiクリエイト、ダブ、
クレイ、北海道テレビ、クリエイティブオフィスキュー、ローソン

企画協力:新潮社
企画・製作プロダクション:ダブ
配給:ショウゲート
助成:文化芸術振興費補助金

キャスト

麻生久美子
大泉 洋
三吉彩花
能年玲奈
竹村 哲(SNAIL RAMP) 
MAH(SHAKALABBITS)
塚地武雅(ドランクドラゴン)
小池栄子
土屋アンナ(友情出演)

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