俺の人生、最悪の出会い。が、“最高”に変わる。

韓国公開日:2011年10月20日

2011年/韓国/108分/カラー/シネマスコープ/ドルビーSRD/ 配給:CJ Entertainment Japan

2013年10月12日(土)シネマート新宿にてKーMovieフェスティバル開催! 2012年12月04日よりDVDリリース 2012年4月28日(土) より 新宿武蔵野館にてロードショー

©2011 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED

公開初日 2012/04/28

配給会社名 0765

解説


「トキメキ☆成均館スキャンダル」ユ・アイン×韓国を代表する演技派キム・ユンソク、初競演!
ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」の印象深い演技で韓国のみならず日本の女性ファンも熱狂させたユ・アイン、そして一度見たら忘れない強烈なキャラクターでこれまでもヒット作を盛り上げてきた演技派俳優キム・ユンソクが競演し、韓国で大ヒットを記録した『ワンドゥギ』。本作でキム・ユンソクは、口汚いけれど心は誰よりも温かい変わり者教師ドンジュに扮し、ユーモラスながらも人間味あふれるキャラクターを演じている。そして、ケンカだけは自信があるが、担任のドンジュにはかなわない小心者の反抗児ワンドゥクを演じるユ・アインは、純粋さと反抗的な気質がうまく調和した独特の魅力でさらに成熟した演技を披露。ぶつかり合いながらもいつしかお互いの人生に変化をもたらし、心の友になっていくという教師と生徒の関係を絶妙に息の合った演技で演じて魅了する。原作者のキム・リョリョンをもってして“小説を書く時に思い浮かべていた人物像そのもの “と称賛するほどに原作のキャラクターを再現し、彼らならではの魅力をプラスして新しいキャラクターに生まれ変わらせた。

韓国で530万人の大ヒット!多様な人々のリアルな人生と笑いを描くヒューマンドラマ
新鮮で多様な素材を盛りこみ、実際に自分の身近にいるかもしれない人物たちを鮮やかに描き出す『ワンドゥギ』。他人よりも小さな身長の父親と風変わりな叔父、そして18歳になって初めて知るフィリピン国籍の母親の存在など、“不良にならなかったらおかしい”とも思えるようなワンドゥクの不完全な家族たち。他人より不足しているものが多いが、彼らはより強い心で本当の家族になっていく。
辛くなったら身を隠し、時には子供じみた反抗をしながらも、徐々に周囲と交わりながら成長していく18歳の平凡な高校生ワンドゥクの姿は、華やかさとは縁遠いが、まるで学生時代の友達を見るような共感を呼び起こす。そんなワンドゥクを導く教師ドンジュは、ユニークな個性と魅力だけではなく、やはりどこかにいそうな親しさが感じられるキャラクター。最近は韓国でも、思春期に限らず、大人になってからも自分の人生を導いてくれる師匠であり、かつ親友のような<メント>の存在が注目されている。ドンジュは、勉強ではなく、世間に出て堂々と歩くことをワンドゥクに教えようとする。ドンジュのしつこい干渉はいつしかワンドゥクの心を開き、単純な師弟関係をも超えていく。観る者はきっと“自分にもあんな人がいたら”という気持ちになることだろう。

韓国で70万部販売のベストセラー原作
第1回チャンビ青少年文学賞を受賞した作家キム・リョリョンの「ワンドゥギ」は、不遇な環境によって自分だけの世界にこもって過ごしてきた主人公ワンドゥクが天敵である担任教師のドンジュによる干渉とおせっかいを通して世間とつながっていく過程を、活力あふれる文体と躍動感あふれる表現で描き、その年のインターネット書店アラジンとブログ専門サイトによる「ブロガ—読者たちが選んだ最高の作品」に選定され、これまでに70万部以上を売り上げるロングセラーを記録している。
重苦しくなってしまいがちなテーマながら、気のきいたセリフやフレッシュなキャラクターで愉快な笑いを提供すると同時に、作品を通じて醸し出される温かな雰囲気が感動を呼び、青少年から大人まで多様な読者層の支持を得た。また、舞台化もされ、11回目のアンコール公演に突入するなど、出版界に引き続き演劇界でも興行作で話題を集めている。

ストーリー





18歳、人生最大の敵に出会った!
他人よりも背が小さいが、自分には誰よりも大きい存在である父と、いつからか家族になってしまった叔父とともに暮らす高校生のワンドゥク。 貧しく不遇な家庭環境のせいで勉強もできない問題児だが、ケンカだけは誰にも負けない。持っているものも、夢も、希望もないワンドゥクが切実に望んでいることは、担任の先生「ドンジュが消えること!」。ことあるごとに干渉するうえ、なんと隣の屋根部屋に住みながら人のことを呼びつける「クソドンジュ」だ。今日もワンドゥクは教会を訪ねては必死に祈りをささげる。
「お願いです。クソドンジュを殺してください!」

口さえ開けば卑劣な言葉、自習は自律にまかせるという独特の教育感で、学生たちに「クソドンジュ」と呼ばれるドンジュ。特にワンドクには無限の関心を持っているドンジュは、学校では隠したいと思っている家族のことや私生活を暴露してはワンドゥクに恥ずかしい思いをさせ、家へ来れば学校でもらったパンさえ奪うなどしてワンドゥクを苦しめる。真夜中に押しかけてはワンドゥクの父親とお酒を飲むなどやりたい放題。そんなある日、 存在さえ知らずにいた実の母に会ってみろというドンジュのおせっかいに、ワンドゥクはこれ以上堪えることができずに家出を計画するが・・・

スタッフ

監督:イ・ハン
原作:キム・リョリョン

キャスト

キム・ユンソク
ユ・アイン
パク・スヨン
イ・ジャスミン
キム・サンホ
ほか

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
http://www.youtube.com/watch?v=dYqHQrsTXIs
ご覧になるには Media Player が必要となります